シャルケ戦に圧勝したバイエルン [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第23節が1日に行われ、バイエルンと日本代表DF内田篤人の所属するシャルケが対戦。太ももを負傷中の内田は欠場した。
バイエルンは3分、ゴール正面やや右でFKを得ると、ダヴィド・アラバが直接狙ったシュートが壁に当たって大きくコースが変わり、ゴールに吸い込まれ、早くも先制に成功する。15分にはマリオ・マンジュキッチのパスを受けたアルイェン・ロッベンがペナルティエリア内右からシュートを決め、リードを広げる。
シャルケ陣内でゲームを進めるバイエルンは24分、アラバの左クロスをマンジュキッチがヘディングで決めて、早くも3点目を獲得。4分後には右サイドでボールを拾ったロッベンがゴール左へ決める。前半はバイエルンがボールを圧倒的に支配したまま4得点を奪い終える。
後半に入り、持ち直したシャルケは64分、右CKからラフィーニャのオウンゴールを誘い、1点を返す。直後にバイエルンはアラバのクロスにまたもマンジュキッチが頭で合わせたが、今度はシャルケGKラルフ・フェールマンが好セーブで防ぐ。
失点後、再度ギアを入れて攻め込むバイエルンは76分にケヴィン・プリンス・ボアテングのバックパスを拾ったマンジュキッチがキリアコス・パパドプーロスにエリア内で倒され、PKを獲得。K・パパドプーロスは一発退場となる。PKはロッベンがしっかりと決め、ハットトリックを達成。その後、危なげなく試合を進めたバイエルンが5-1で勝利した。
バイエルンはリーグ戦15連勝を飾り、無敗記録も48に伸ばすとともに、2位ドルトムントとの勝ち点差を20に広げている。シャルケは1-6で敗れた2月26日のチャンピオンズリーグ、レアル・マドリード戦に続く大敗となった。