シャルケがGKヒルデブラントとの契約を延長しないと発表 [写真]=Getty Images
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは16日、元ドイツ代表GKティモ・ヒルデブラントについて、契約延長の意向がないことをクラブの公式HPを通じて明かした。ヒルデブラントとの契約は2014年6月30日で満了する。
ヒルデブラントは1979年生まれの34歳。ユース時代から所属したシュトゥットガルトでは、所属ラストシーズンとなった2006-2007シーズンにブンデスリーガを制覇した。以降、バレンシア、ホッフェンハイム、スポルディング・リスボンと渡り歩いた後、2011年10月にシャルケに加入した。ドイツ代表にも招集され、2006年のドイツ・ワールドカップのメンバーに選出された。
シャルケのスポーツ・ディレクターを務めるホルスト・ヘルト氏は、ヒルデブラントとの契約非更新に関して、以下のようにコメントしている。
「2011年10月のティモ・ヒルデブラントの獲得は、シャルケにとって非常に重要なことだった。この2年半の間で、ブンデスリーガ3位と4位でシーズンを終えたり、チャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出やヨーロッパリーグでの準々決勝進出に大きく貢献してくれた。それに加えて、シャルケの所属選手だということを常にはっきりと言葉にして表現してくれた。そして常にシャルケの考え方、哲学に沿って行動してくれた」
「しかしながら、我々が契約の際に課せられているのは、先を見据えた決断をすること。この段階でキーパーの選手層を変えたいと考えているし、それをティモにも伝えたよ。だが、このことによって、ティモのシーズン終了までの姿勢が変わることはないと確信している」