ドンナルンマが声明を発表した [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが12日、自身のSNSアカウント上で退団の意向を表明した。
現在26歳のドンナルンマは、2021年7月にミランからPSGに移籍。加入初年度の2021-22シーズンは公式戦24試合の出場にとどまったものの、翌2022-23シーズンからは正守護神の座を確保し、昨シーズンはPSGのクラブ初となるチャンピオンズリーグ(CL)優勝を含む3冠達成に貢献した。
12日、PSGは13日に行われるトッテナムとのUEFAスーパーカップに臨むメンバーを発表したが、そこにドンナルンマの名前はなかった。PSGのルイス・エンリケ監督は、イタリア『スカイ』のインタビューで「ドンナルンマは間違いなく世界最高のGKの1人であり、人間としてもさらに素晴らしい」と述べ、「難しい決断だった。責任は100パーセント自分にある。これは、私のチームがGKに求める資質に関わることだ」と説明した。
他クラブへの移籍が噂されているなか、ドンナルンマは自身のSNSアカウント上で、次のように声明を発表した。
「特別なパリのサポーターの皆さんへ。このクラブに加入した最初の日から、ピッチ内外で自分の全てを捧げ、この立場を勝ち取り、パリ・サンジェルマンのゴールを守るために全力を尽くしてきた。でも残念ながら、誰かが、僕はこのチームの一員として、チームの成功に貢献できないと判断してしまったようだ。僕は失望し、がっかりしている」
「パルク・デ・プランスで、もう一度サポーターの目を見て、きちんとお別れを告げることができたらと思っています。もし、それが叶わなかったとしても、皆さんのサポートと愛情は僕にとってかけがえのないものであり、決して忘れることはないよ。あのときの感動、魔法のような夜、そして僕を歓迎してくれた皆さんとの思い出は、いつまでも心に残り続けるだろう」
「そして、僕の第二の家族であるチームメイトへ。共に戦った全ての瞬間、笑いあった瞬間、共に経験した全ての時間にありがとうと言いたい。みんなは、いつまでも僕の兄弟だ」
「このクラブでプレーし、この街で生活したことは、僕にとってこの上ない栄誉だった。ありがとうパリ」
By サッカーキング編集部
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