昨季後半戦はモナコで得点を量産したビエレス [写真]=Getty Images
モナコは17日、デンマーク代表FWミカ・ビエレスとの契約延長を発表した。新たな契約期間は2030年6月30日までの5年間となっている。
現在22歳のビエレスはフルアムとアーセナルのアカデミーで育成年代を過ごし、2022－23シーズンにレンタル先のヴァールヴァイクでプロデビューを飾った。マザーウェルを経て、2024年1月にオーストリアの名門シュトゥルム・グラーツに加入すると、公式戦47試合で23ゴール9アシストをマークするなど得点を量産。今年1月には総額1500万ユーロ（約26億円）と報じられた移籍金でモナコへ活躍の場を移した。
自身初の欧州5大リーグ挑戦となったビエレスだが、モナコ加入直後からその才能を遺憾なく発揮する。デビューから3戦目でネットを揺らし、2月から3月にかけてはリーグ・アンでのホーム戦3試合連続でハットトリックを記録するなど、日本代表FW南野拓実らとともに攻撃を牽引。最終的には公式戦19試合で13ゴール3アシストという成績を残し、チームのチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に大きく貢献した。
また、3月にはデンマーク代表デビューを飾り、ここまで国際Aマッチ通算4試合で1ゴールを記録。そのシーズンの“欧州得点王”に贈られるゴールデンシューでは、レアル・マドリード所属のフランス代表FWキリアン・エンバペやスポルティング所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ、リヴァプール所属のエジプト代表FWモハメド・サラーらと共にトップ10に名を連ねた。
By サッカーキング編集部
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