リヨン戦で先発した南野拓実[写真]=Getty Images
リーグ・アン第2節が24日に行われ、リヨンとモナコが対戦した。
昨シーズンのリーグ戦を2位で終えたモナコは、開幕節でサンテティエンヌを下して白星発進。先発フル出場した日本代表MF南野拓実は芸術的なループシュートでネットを揺らし、チームの勝利に大きく貢献している。連勝を目指す今節はリヨンのホームに乗り込んでの一戦。南野は2試合連続のスタメン出場を飾っている。
前半は落ち着いた展開となったが、30分に決定機が南野に訪れる。ペナルティエリア内でボールを受けた南野が上手く相手を交わして、GKと1対1に。しかし、惜しくもGKルーカス・ペリに触られ、ゴールポストに嫌われた。
前半は0-0で折り返し、後半に入った65分に試合が動く。ペナルティエリア右角手前で上手く体の向きを作ったMFマグネス・アクリウシェは、19歳MFエリース・ベン・セギルからのパスを引き出し、相手を引きつけてからリターンパス。ボールを受けたベン・セギルは細かいタッチで相手をずらし、DFの間を抜くシュートを放つ。これがゴール左隅に決まり、モナコが先制に成功した。
その後、80分には追加点が生まれる。左サイドをDFカッソム・ワタラが猛然とオーバーラップしてスルーパスを受けると、リヨンDFとGKの間に絶妙なラストパスを供給。これをMFラミン・カマラがダイレクトでゴールに蹴り込み、モナコがリードを2点に広げた。
後半アディショナルタイムにラミン・カマラが2枚目のイエローカードで退場処分を受けたが、試合はこのまま2-0で終了。モナコが開幕2連勝を飾った。一方、開幕節でスタッド・レンヌに0-3で敗れていたリヨンは開幕2連敗で5失点と苦しいスタートになった。
By サッカーキング編集部
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