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南野拓実所属のモナコ、クレマン監督の解任を発表…今季は6位と低迷

2023.06.05

解任となったクレマン監督 [写真]=Getty Images

 モナコは4日、フィリップ・クレマン監督が退任することを発表した。

 現在49歳のクレマン監督は、現役時代にヘンクやクラブ・ブルッヘなどでプレー。2011年に現役引退後はクラブ・ブルッヘでのアシスタントコーチや暫定監督を経て、2017年7月にベフェレンで監督キャリアを始めると、ヘンク、クラブ・ブルッヘでの指揮を執った後、2022年1月からモナコの指揮官に就任した。

 途中就任となった2021-22シーズンはチームを立て直し、3位へと導いたものの、今シーズンはリーグ戦19勝8分け11敗、勝ち点「65」で6位に終わり、来シーズンの欧州大会の出場権を逃すことに。予想を下回る最終順位で終わった結果を受け、モナコは指揮官の解任を決断した。

 クレマン監督の退任を受け、スポーツディレクター(SD)を務めるポール・ミッチェル氏は、モナコのクラブ公式サイトで「フィリップは全力を尽くし、常にプロフェッショナルな態度で行動していたため、これは難しい決断だった。クラブを代表して、彼のあらゆる努力に感謝したいと思う」とコメントを発表している。

 なお、フランス紙『レキップ』によると、モナコはすでにザルツブルクのマティアス・ヤイスレ監督と、現在フリーのジェシー・マーシュ氏を後任候補に挙げているという。今シーズン出場機会が限られたモナコでプレーする南野拓実にとっては、ザルツブルク時代の指揮官でもあるマーシュ氏が就任すれば大きな後押しとなりそうだが、果たして誰がモナコの新指揮官に就任するのだろうか。

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