ローレウス世界スポーツ賞の表彰式に出席したメッシ [写真]=Getty Images
ローレウス世界スポーツ賞2023の受賞者が8日に発表され、パリ・サンジェルマン(PSG)所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが男子の最優秀選手賞に輝いた。
ローレウス世界スポーツ賞とは、各年に世界のスポーツ各分野にて活躍した個人および団体を選出して称えるものであり、“スポーツ界のアカデミー賞”の異名でも知られている。2000年から現在に至るまで毎年表彰を実施。現在は男女の年間最優秀選手、年間最優秀チーム、年間最優秀ブレイクスルー賞など合計8部門で構成されている。
今年の男子の最優秀選手賞に輝いたメッシは、2020年以来となる自身2度目の受賞。当時はF1のルイス・ハミルトン氏との同時受賞であったが、今年は単独での受賞となった。同選手は昨年のFIFAワールドカップカタール2022で主将としてアルゼンチン代表の優勝に大きく貢献。全7試合の出場で7ゴール3アシストを記録する活躍を見せた。所属するPSGでも今シーズンここまで37試合の出場で20ゴール19アシストをマークしている。
また、年間最優秀チームには、前述のカタールW杯で36年ぶり3度目の優勝を果たしたアルゼンチン代表が選出。最優秀復帰選手には、マンチェスター・U所属のデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが輝いた。そのほかサッカー界からは、PSG所属のフランス代表FWキリアン・エンバペが男子の最優秀選手に、バルセロナ・フェメニ所属のスペイン女子代表MFアレクシア・プテリャスが女子の最優秀選手に、イングランド女子代表とレアル・マドリードが最優秀チームに、モロッコ代表が最優秀ブレイクスルー賞にそれぞれノミネートされている。
最優秀選手賞と最優秀チーム賞の“2冠”に輝いたメッシは授賞式にて「代表チームだけでなく、PSGのチームメイト全員にも感謝したいと思う。僕一人では何一つ成し遂げることができなかったし、彼らとすべてを共有できることに感謝しているよ」などとコメントした。
By サッカーキング編集部
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