キャプテンとしてPSGを支えるマルキーニョス [写真]=Icon Sport via Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属しているブラジル代表DFマルキーニョスが新契約を締結したようだ。フランスメディア『RMC Sport』が5月1日に報じている。
マルキーニョスとPSGの現行契約は2024年夏までとなっており、今シーズンが終了すると契約期間の“ラストイヤー”に突入する予定だった。だが、フランスの各メディアは既にPSGがマルキーニョスとの新契約締結に動いていると報道。交渉はスムーズに進み、発表は時間の問題と見られていたが、既にサインも完了したようだ。2027年夏まで、3年間の契約延長となる。
今回の報道によると、背番号の部分が「2027」となったユニフォームを手にしているマルキーニョスの姿がPSGのトレーニング施設にて目撃されたという。『RMC Sport』は「公式発表のための準備が完了した。現在、クラブは発表する最高のタイミングを待っている」とした上で、リーグ・アン2連覇が確定した直後に伝えられると予想した。
マルキーニョスは1994年5月14日生まれの現在28歳。母国のコリンチャンスでキャリアをスタートさせると、2012年夏にローマに加入して欧州上陸を果たした。2013年夏にはPSGへ完全移籍。本職のセンターバックだけでなく時には右サイドバックやアンカーの位置でもプレーし、7度のリーグ・アン制覇など数々の国内タイトル獲得に貢献してきた。ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァ(現:チェルシー)の退団後、2020-21シーズンからはキャプテンとして“スター軍団”を支えている。
これまでPSGでは公式戦通算403試合の出場で38ゴールを記録。1970年代から80年代にかけてPSGの最終ラインを支えたフランス国籍のジャン・マルク・ピロルジェ氏の「435」、現在も在籍しているイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティの「411」に次ぐ、クラブ歴代3番目の出場試合数となっている。
By サッカーキング編集部
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