メッシのもとに破格のオファーが届く? [写真]=Anadolu Agency via Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属しているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのもとに、サウジアラビアから莫大な金額を投じてのオファーが届いていた模様だ。移籍市場に精通するイタリア人記者ファブリツィオ・ロマーノ氏を筆頭に各メディアが4日に報じている。
メッシとパリ・サンジェルマンの現行契約は2023年夏までとなっているものの、契約には1年間の延長オプションが含まれている。一時はPSG残留が既定路線と見られていたものの、ここにきて状況が一変。フランスメディア『レキップ』など複数のメディアによって、PSGとの契約延長交渉が停滞していることが報じられていた。PSG側は移籍市場での自由度を高めるためにUEFAのファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の要件を満たさなければならず、その一環で選手の給与の削減を視野に入れているという。
このような状況の中、既にメッシのもとにはアル・ヒラルから破格の条件でのオファーが届いているようだ。以前からアル・ヒラルがメッシ獲得に乗り出していることは報じられており、代理人を務める実父のホルヘ氏がサウジアラビアの首都リヤドを訪れたことも伝えられていた。今回、ロマーノ氏はアル・ヒラルが既に正式な獲得オファーを提示していると報道。年俸は驚きの4億ユーロ超え(約577億円)だという。
一方で、メッシ自身は以前から報じられていた通り、ヨーロッパでのキャリア続行を望んでいるという。アルゼンチン代表としてのコパ・アメリカ2024の出場を目指していることから、少なくとも同大会までは欧州で最前線の戦いに身を置き続けたいと考えているようだ。プロとしてのキャリアの大半を過ごした古巣のバルセロナからの接触も報じられているが、クラブ財政の関係上、現時点で具体的なオファーは提示することができていない。
果たして、メッシは来シーズンどのクラブのユニフォームを身に纏ってプレーしているのだろうか。
By サッカーキング編集部
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