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スタッド・ランス、マルセイユに敗れて無敗記録が「19」でストップ…伊東純也はフル出場

2023.03.20

伊東純也はフル出場(撮影は第26節アジャクシオ戦) [写真]=Icon Sport via Getty Images

 リーグ・アン第28節が19日に行われ、スタッド・ランスマルセイユが対戦した。

 現在リーグ・アンで19試合無敗とクラブ記録を更新し続けるスタッド・ランス。一時期は引き分けの多さも目立っていたが、現在は3連勝中で、序盤の不調が嘘のように順位も8位まで上がった。今節はリーグ・アンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うマルセイユと激突。直近の対戦成績ではスタッド・ランスが2連敗中だ。スタッド・ランスの右サイドに欠かせない存在となっている伊東純也は17試合連続のスタメンに名を連ねた。

 試合の均衡が破れたのは13分。ペナルティエリア手前左寄りの位置で斜めのパスを引き出したマーシャル・ミュネツイが前を向いてボックス内侵入すると、中央への折り返しをフォラリン・バログンが流し込む。バログンの2試合連続今季17ゴール目でスタッド・ランスが先手を取った。

 1点ビハインドとなったマルセイユもここから反撃へ。16分、ペナルティエリア手前で得たフリーキックをアレクシス・サンチェスが直接狙うと、右足でコースを狙った一撃が左ポストに当たってゴールに吸い込まれる。29分にはGKパウ・ロペスからのロングフィードにサンチェスが反応。斜めの動きでペナルティエリアに侵入し、冷静にGKとの1対1を制した。サンチェスの2ゴールでマルセイユが逆転に成功。前半はこのまま終了した。

 後半に入ると58分、左サイドに流れたバログンのクロスボールにミュネツイが反応。フリーで放ったヘディングシュートはポスト嫌われ、スタッド・ランスは同点に追いつくことができない。62分には伊東の右コーナーキックからゴール前で混戦が生まれたが、決定的なシュートを放つことはできなかった。後半アディショナルタイムにはボックス右深い位置の折り返しからバログンがボレーシュートを放ったが、シュートは左ポストに嫌われた。

 試合はこのままタイムアップ。スタッド・ランスは昨年9月に行われた第8節モナコ戦以来、リーグ・アンで19試合ぶりの黒星を喫した。伊東はフル出場を果たしている。一方、マルセイユは前節のストラスブール戦を2-2のドローで終えており、2試合ぶりの白星となった。今季のマルセイユは敵地での一戦に強いことでも知られており、この勝利でアウェイ8連勝となっている。

 ここから各国リーグ戦はインターナショナルマッチウィークによる中断期間に突入。次節、スタッド・ランスは4月2日に敵地でナントと対戦する。一方、マルセイユは31日にモンペリエをホームに迎える。

【スコア】
スタッド・ランス 1-2 マルセイユ

【得点者】
1-0 13分 フォラリン・バログンスタッド・ランス
1-1 16分 アレクシス・サンチェスマルセイユ
1-2 29分 アレクシス・サンチェスマルセイユ

By サッカーキング編集部

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