ベンゼマについて語ったデシャン監督 [写真]=Getty Images
フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、元同国代表FWカリム・ベンゼマの自身に対する批判に言及した。16日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
デシャン監督は16日、EURO2024予選に臨むフランス代表メンバーを発表する記者会見に出席した。そこで話題となったのは、確執が噂されるベンゼマについての発言だ。
ベンゼマは、昨年行われたFIFAワールドカップカタール2022ではメンバーに選ばれていたものの、開幕直前に左太ももの負傷によりチームから離脱。ただ正式にメンバーから登録を抹消されていたわけではなかったため、グループステージ突破後、同選手の再合流も噂されていたものの、デシャン監督は「ベンゼマがそれを拒否した」と発表し、最後まで同選手の再合流は実現しなかった。
しかし、それに対してベンゼマは、デシャン監督の発言を否定するかのように、自身のSNSで同監督の写真にピエロの絵文字を付けたり、「ウソつき」と繰り返すセリフがある有名なビデオを共有し、批判した。
そのことについて尋ねられたデシャン監督は「私はSNSを見ていない。これが議論や論争に繋がるので、みなさんにとっては関心がある話題であることは分かっている。これまでも言った通り、私は以前何が起こったかを話さなければならなかった。何を言われても再びコメントするつもりはない。自由にしてくれ。いつも混乱はあるし、もう終わったことだ」と語るに留め、続けて「重要なのは未来とこの後の2試合だ」と24日と27日にそれぞれ行われるオランダ代表戦と、アイルランド代表戦に目を向けた。
By サッカーキング編集部
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