スタッド・ランスとRCランスが対戦した [写真]=Getty Images
リーグ・アン第6節が4日に行われ、日本代表FW伊東純也が所属するスタッド・ランスはホームでRCランスと対戦した。伊東は4試合連続のスタメン出場を果たした。
伊東の2試合連続ゴールもあり前節待望の初勝利を挙げたスタッド・ランスと、開幕4勝1分の好調RCランスが対戦。前半はRCランスがボールを握って何度もスタッド・ランスのゴール前に迫るが、シュートの精度に欠いて得点を奪うことはできない。一方、伊東にも見せ場らしい見せ場は訪れず、試合はスコアレスで折り返す。
RCランスは49分に決定機。高い位置でルーズボールを拾ったダヴィド・コスタがペナルティエリア左まで運び、右足でゴール右下を狙ったが、シュートはポストに阻まれた。一方のスタッド・ランスは53分、ペナルティエリア内でボールを取り返したマーシャル・ムネツィが左足を振り抜くが、相手GKブライス・サンバの好セーブに阻まれた。
こう着状態が続くなか、67分に試合のターニングポイントが訪れる。ハーフウェーライン付近でルーズボールの奪い合いに成功したムネツィがペナルティエリア手前まで運び、中央に飛び込んだ伊東に預ける。するとペナルティアーク内で伊東が相手DFデイベル・マチャドに倒され、マチャドは一発レッドカードで退場。スタッド・ランスは残り時間を数的有利で戦うことになった。
71分、スタッド・ランスが先制する。敵陣でボールを奪ったジオン・ロピがボックス中央までボールを運び、ペナルティエリア左に展開。パスを受け取ったフォラリン・バログンが相手GKをかわしてネットを揺らした。
しかし82分、RCランスが試合を振り出しに戻す。右サイドの深い位置からジャン・オナナがやまなりのクロスを送り、フロリアン・ソトカが頭で折り返す。これをゴール前のロイス・オペンダがヘディングで押し込んだ
試合はこのまま終了し、スタッド・ランスは連勝を逃した。RCランスの連勝は3で止まったが、開幕からの無敗を維持した。スタッド・ランスの次節は11日に行われ、FWオナイウ阿道が所属するトゥールーズと敵地で対戦する。RCランスは9日にホームでトロワと対戦する。
By サッカーキング編集部
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