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K・ナバス、PSGでの現状に不満か…指揮官はドンナルンマの正GK起用を明言

2022.07.24

PSGでプレーするケイラー・ナバス [写真]=Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)所属のコスタリカ代表GKケイラー・ナバスは、クラブでの現状に不満を抱いているようだ。23日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在35歳のK・ナバスは、アルバセテやレバンテ、レアル・マドリードでのプレーを経て、2019年9月にPSGに加入。ここまで同クラブで公式戦106試合に出場している。昨年夏にイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマがPSGに加入すると、2021-22シーズンは互いに出場機会を分け合い、K・ナバスは公式戦26試合に、ドンナルンマは24試合に出場した。

 そんなK・ナバスだが、報道によるとPSGでの現状に不満を抱いているようだ。先日、クリストフ・ガルティエ監督が、22-23シーズンでのドンナルンマの正GK起用を明言したと伝えられているPSG。現在開催中の日本でのプレシーズンツアーでも、K・ナバスは20日の川崎フロンターレ戦では出番を与えられず、23日の浦和レッズ戦でも58分に途中交代を命じられていた。報道によると、こうしたガルティエ監督の方針や、出場機会の少なさに対し、K・ナバスは不満を抱いているという。

 こうした状況に対し、ガルティエ監督は浦和レッズ戦後に「K・ナバスがこの状況で本当にイライラしているのは知っているが、私は彼を第2GKとして信頼している」とコメント。K・ナバスが不満を抱いていることを認めつつ、同選手が現状では第2GKに位置付けられていることを明かしている。こうしたことから『アス』は、不満を募らせたK・ナバスが、今夏にPSG退団を決断する可能性も低くはないと指摘している。

 なお、K・ナバスに対してはナポリやベンフィカからの関心も噂されている。35歳となった現在でも世界トップクラスの能力を誇るK・ナバス。果たして今夏にどのような決断を下すのだろうか。

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