ブレストに勝利したマルセイユ [写真]=Getty Images
リーグ・アン第29節が13日に行われ、DF長友佑都とDF酒井宏樹が所属するマルセイユがブレストと対戦した。長友はリーグ戦8試合連続となる先発出場を果たし、65分までプレー。酒井は一発レッドカードで退場した先月20日のナント戦以来、4試合ぶりに戦列復帰し、ベンチスタート。65分から長友に代わって途中出場を果たした。
前節のレンヌ戦に1-0で勝利し、リーグ戦4試合ぶりの勝利を収めたマルセイユは勝ち点42ポイントで6位に位置。4位のモナコとは13ポイント差となっており、2連勝で差を縮めたいところだ。マルセイユが13位につけるブレストをホームに迎え、試合はスタートした。
マルセイユは5分、左サイドでボールを受けた長友がカットインから右足を振り抜くが、シュートはゴール右上に外れる。さらにマルセイユは7分、エリア手前でフリーでボールを受けたアルカディウシュ・ミリクが左足で鋭いシュートを放つが、ゴール右に外れた。
主導権を握るマルセイユは前半アディショナルタイム1分、試合を動かす。前線でボールを受けたミリクが胸で落とし、ディミトリ・パイェからリターンパスを受けると、エリア手前まで自らドリブルで持ち上がり、左足でシュート。ボールはゴール右下に吸い込まれ、前半のうちにリードを奪った。
しかし、1点ビハインドで後半へ折り返したブレストは70分、同点に追いつく。エリア手前でFKを獲得すると、クロスにリリアン・ブレシエがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。
同点とされたマルセイユは試合終盤の87分、勝ち越しに成功する。左サイドを突破し、エリア内に切り込んだルイス・エンリケが中央へ折り返すと、これにフロリアン・トヴァンが左足で合わせ、ゴールネットを揺らした。
さらにマルセイユは後半アディショナル2分、左サイドのクロスから途中出場のミカエル・クイザンスが左足のボレーで合わせ、ダメ押しのゴールを決めた。試合はこのまま終了。一時は追いつかれたマルセイユだったが、トヴァンの決勝弾でリーグ戦2連勝を収めた。ブレストは2戦ぶりの黒星となった。
次節、マルセイユは20日にアウェイでニースと、ブレストは21日にホームでアンジェと対戦する。
【得点者】
1-0 45+1分 アルカディウシュ・ミリク(マルセイユ)
1-1 70分 リリアン・ブレシエ(ブレスト)
2-1 87分 フロリアン・トヴァン(マルセイユ)
3-1 90+2分 ミカエル・クイザンス(マルセイユ)
By サッカーキング編集部
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