FOLLOW US

長友が同点弾を演出も…酒井が終盤に一発退場のマルセイユ、ナントとドロー

2021.02.21

ナントとマルセイユが対戦した [写真]=Getty Images

 リーグ・アン第26節が20日に行われ、ナントマルセイユが対戦した。マルセイユに所属するDF酒井宏樹は2試合連続で先発入りし、後半アディショナルタイム4分までプレーした。同クラブに所属するDF長友佑都は4試合連続の先発入りを果たし、フル出場を果たした。

 前節のニース戦に3-2で勝利し、リーグ戦8試合ぶりの白星をあげた6位マルセイユが18位ナントのホームに乗り込んだ。ナントは前節のアンジェ戦に3-1で勝利し、昨年11月8日のロリアン戦以来、約3カ月ぶりにリーグ戦での勝利を飾ったところだ。連勝を目指す両チームの対戦となった。

 マルセイユは12分に決定機を迎える。酒井が右サイドの高い位置でスルーパスを受けると、相手エリア内右に侵入し、苦しい体勢から中央へ折り返す。これに走りこんだアフマドゥ・バンバ・ディエングが右足で合わせるが、ボールは右のサイドネットに飛び、先制となならなかった。

 ナントは35分、モーゼス・シモンからのパスを受けたイムラン・ルサが左足でエリア外から狙うが、これは枠を捉えることはできず。さらにナントは36分、ルドヴィク・ブラスがエリア内右からカットインして左足を振り抜くが、これも枠を捉えることはできなかった。

 スコアレスで前半を折り返すと、ナントが試合を動かした。49分、マルセイユのアルバロ・ゴンサレスがバックパスをすると、キックを試みたGKスティーヴ・マンダンダが空振り。これを見逃さなかったブラスが押し込み、先制に成功した。

 マルセイユは69分、試合を振り出しに戻す。左サイド前方でフリーでボールを受けた長友がダイレクトでクロスを上げると、ディミトリ・パイェが右足で合わせ、ゴールネットを揺らした。

 マルセイユは後半アディショナルタイム4分、ボールを奪いにプレッシャーをかけた酒井がハイキックで相手選手の頭を蹴ってしまい、1発レッドカードで退場となる。

 試合はこのまま終了。マルセイユは先制を許したが、長友のアシストから同点に追いつき、ドローで試合を終えた。

 次節、ナントは28日にアウェイでニームと、マルセイユは同日にホームでリヨンと対戦する。

【スコア】
ナント 1-1 マルセイユ

【得点者】
1-0 49分 ルドヴィク・ブラス(ナント
1-1 69分 ディミトリ・パイェマルセイユ

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO