モンペリエ戦で衝突したトゥヘル監督とエンバペ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)は、フランス代表FWキリアン・エンバペとトーマス・トゥヘル監督、レオナルドSD(スポーツ・ディレクター)による三者面談を行ったようだ。2日、スペイン紙『アス』が、フランス紙『ル・パリジャン』を引用して報じた。
1日に行われたリーグ・アン第22節モンペリエ戦で先発出場を果たしたエンバペは、57分にチームの4得点目を挙げ、5-0の勝利に貢献。しかし、68分にマウロ・イカルディとの交代でピッチを後にした際、そのことに不満を示してトゥヘル監督と口論に発展してしまった。
両者はチャンピオンズリーグのクラブ・ブルージュ戦やモンペリエとの前回対戦時にも交代をめぐって衝突しており、その関係回復を目的として2日の夜に面談を行ったようだ。面談はリラックスした雰囲気の中で行われた模様だが、お互いの溝が埋まることはなかったという。
エンバペは自分がほかの選手に比べて途中交代させられる回数が多いと感じており、PSGの「エンバペをクラブのプロジェクトの中心として見ている」という説明とトゥヘル監督の起用法には整合性がないと考え、怒りを覚えているようだ。
『アス』紙は、今回の一件でエンバペがPSGとの新契約にサインしない可能性が高まったと見ている。現行の契約は2022年6月末までとなっており、同選手の獲得を狙うレアル・マドリードが優位に立つ“チャンス”になりそうだ。
By サッカーキング編集部
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