ヴァシリエフ副会長がレマルの移籍を容認したようだ [写真]=Getty Images
モナコが、フランス代表MFトマ・レマルの放出に前向きな姿勢を見せているようだ。15日付でフランスメディア『Telefoot』が報じている。
昨シーズンのモナコの躍進の立役者の一人となったレマルには、リヴァプールやアーセナル、マンチェスター・Cなど、プレミア方面からの興味が噂されていた。
昨夏にクラブに移籍を認められず、「僕は少し失望した。それを隠すつもりはない。それ(移籍)については考えないようにしているよ」とモナコに不満を示していたレマル。
現在も、そのレマルにはリヴァプール、アーセナルの2クラブが強い関心を抱いているとされており、今夏の移籍市場での動向に注目が集まっていた。
しかし、レマルの退団を断固として認めなかったモナコに変化が見られたようだ。『Telefoot』のインタビューで「レマルに対するオファーを検討するか?」と質問されたヴァディム・ヴァシリエフCEO(最高経営責任者)兼副会長は「彼を望むクラブには、幸運を祈るよ」と返答。移籍を容認する構えを明らかにした。
さらに、ヴァシリエフ副会長はレマルに対して1億2000万ユーロ(約156億円)の移籍金を求める意向も明らかにしており、同選手の退団を認めたものの、この金額を支払うクラブが現れない限り、放出はしない考えのようだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト