今季のリーグ・アンで17ゴールを挙げたベン・アルファ [写真]=Getty Images
ニースに所属するフランス代表MFハテム・ベン・アルファが、18クラブから関心を寄せられたことを明かし、移籍先候補を3つに絞ったことを明かした。イギリス紙『ガーディアン』やスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』ら複数メディアが報じている。
ベン・アルファは今シーズン、加入1年目のニースで大活躍。リーグ・アンで34試合に出場し、得点ランク4位タイの17ゴールを記録した。ユーロ2016に臨むフランス代表の予備メンバーにも名を連ねている。
報道によると、カンヌ国際映画祭に姿を見せたベン・アルファが取材に対応し、「18クラブから関心を持たれていて、そこから3つに絞った」と明かした。そして「十分な数のオファーがあった。そのうちの1つはリヨンだ。非常に野心的なクラブだよ。野心を持っているクラブはとても興味深いね」と、移籍先候補の1つにリヨンが含まれていることを示唆した。リヨンはベン・アルファの古巣で、下部組織からトップチームに昇格してプロキャリアをスタートさせたクラブでもある。
なお『ムンド・デポルティーボ』によると、ベン・アルファの移籍先候補はリヨンのほか、パリ・サンジェルマンとバルセロナと見られている。パリ・サンジェルマンはスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチの退団が決定し、代役となり得るアタッカーを探している模様。そしてバルセロナは、6日付のスペイン紙『マルカ』によれば、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとブラジル代表FWネイマール、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの“MSN”トリオに次ぐ“4人目のストライカー”としてベン・アルファの獲得を目指しているという。
ベン・アルファは1987年生まれの29歳。リヨンでプロキャリアをスタートし、2008年にはマルセイユへ移籍した。2010年からはニューカッスルでプレーし、2014-15シーズンはハル・シティにレンタル移籍。2015年夏にニースに加入し、同年11月にはフランス代表復帰も果たした。