ディ・マリア(右奥)の勝ち越しゴールを喜ぶパリ・サンジェルマン [写真]=Getty Images
リーグ・アン第25節が7日に行われ、マルセイユとパリ・サンジェルマンが対戦した。
昨年10月4日の第9節以来、今シーズン2度目の“フランス・ダービー”。首位をひた走るパリ・サンジェルマンは、前節のロリアン戦に勝利し、リーグ戦33試合無敗のリーグ記録を更新した。対するマルセイユも、昨年11月8日の第13節ニース戦以降、公式戦13試合負けなしで好調を維持している。
試合はパリ・サンジェルマンがいきなり先制に成功する。2分、ブレーズ・マテュイディが左サイドの裏に浮き球のパスにマクスウェルが抜け出す。ゴール前の様子を確認して、落ち着いて中央に左足でクロスを供給すると、ファーサイドに走り込んだズラタン・イブラヒモヴィッチが難なく右足で合わせた。これでイブラヒモヴィッチはリーグ戦5試合連続ゴールとなり、20試合出場で21得点目となった。
反撃に出たいマルセイユは25分、レミ・カベッラが自陣からドリブルを開始すると、左サイドでチアゴ・モッタをかわしてエリア外中央に侵入。相手DFに寄せられながらも右足でミドルシュートを放つと、ボールはゴール左に吸い込まれ、マルセイユが前半のうちに同点に追いつく。
1-1で後半を迎えたパリ・サンジェルマンが71分に再びリードを奪う。アンヘル・ディ・マリアからのスルーパスをイブラヒモヴィッチがエリア内右で受けると、中央へグラウンダーのパス。中央に走りこんでいたディ・マリアがトラップで相手DFを置き去りにし、左足でゴール右に流し込んだ。
1点を追うマルセイユは終了間際の89分にビッグチャンスを迎える。エリア内左にスルーパスで抜け出したジョージ・ゲビン・ヌクドゥがGKケヴィン・トラップと1対1になり、角度のない所から左足でシュートを打つが、ゴール右に逸れて得点には至らなかった。
試合はこのまま2-1で終了。パリ・サンジェルマンがリーグ戦9連勝を達成し、勝ち点を「69」にまで伸ばしている。
次節、マルセイユは敵地でニースと、パリ・サンジェルマンはリールをホームに迎えて対戦する。
【スコア】
マルセイユ 1-2 パリ・サンジェルマン
【得点者】
0-1 2分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(パリ・サンジェルマン)
1-1 25分 レミ・カベッラ(マルセイユ)
1-2 71分 アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン)
By サッカーキング編集部
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