サンテティエンヌ戦でゴールを挙げたPSGのFWイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images
25日に行われたリーグ・アン第11節で、パリ・サンジェルマン(PSG)はホームでサンテティエンヌと対戦し、4−1の勝利を飾った。
PSGは10試合を終えて、8勝2分けと負けなしの勝ち点26で首位。一方のサンテティエンヌは6勝1分け3敗の勝ち点19で4位につけていた。
試合は23分、積極的に左サイドを駆け上がったレイヴァン・クルザワがマルコ・ヴェラッティのパスに抜け出すと、左足で決めて、PSGが先制に成功した。
2点目を決めきれずに前半を折り返したPSGだが、後半の立ち上がりに追加点を挙げる。48分、大きくクリアしたボールを右サイドに流れたイブラヒモヴィッチがコントロール。そのまま右サイドを持ち上がって中へパスを送り、最後はエディソン・カバーニが冷静に流し込んだ。
直後の49分にも、2点目のシーンと同じようにイブラヒモヴィッチが右サイドの裏に抜け出す。中央への折り返しが相手DFに当たり、こぼれたところにまたもカバーニが飛び込むが、枠を外してしまう。
67分には、中盤でティアゴ・モッタのパスを受けたアンヘル・ディ・マリアが鮮やかなターンで前を向くと、カバーニへスルーパス。ボールを受けたカバーニは、中央へパスを送り、イブラヒモヴィッチが無人のゴールへ流し込み、PSGがリードを3点に広げる。
PSGは73分に思わぬ形で1点を返される。自陣左からグラウンダーのクロスを入れられるが、このボールはマルキーニョスが簡単にはね返す。しかし、自陣に戻ってきたヴェラッティが足を伸ばしてコントロールしようとするも失敗し、ボールは自分たちのゴールネットを揺らし、オウンゴールを献上してしまった。
しかし、オウンゴールをしてしまったヴェラッティが、アシストでミスを帳消しにする。87分、ヴェラッティが浮き球のパスをDFの裏に送ると、走り込んだルーカス・モウラが頭で直接ニアに突き刺した。試合はこのまま終了し、PSGは4−1でサンテティエンヌに快勝。開幕からの無敗を11戦に伸ばした。
次節、PSGは30日に敵地でレンヌと対戦。一方のサンテティエンヌは31日にランスをホームに迎える。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 4-1 サンテティエンヌ
【得点者】
1-0 23分 レイヴァン・クルザワ(パリ・サンジェルマン)
2-0 48分 エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)
3-0 67分 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(パリ・サンジェルマン)
3-1 73分 オウンゴール(マルコ・ヴェラッティ、パリ・サンジェルマン)
4-1 87分 ルーカス・モウラ(パリ・サンジェルマン)
By サッカーキング編集部
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