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引き分け続くパリSG、イブラが苛立ち「団結しなければならない」

2014.09.22

1-1の引き分けに不満を露わにするイブラヒモヴィッチ [写真]=VI Images via Getty Images

 パリSGは21日、リーグ・アン第6節ホームでリヨンと対戦し、1-1で引き分けた。試合後にスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチがインタビューに応え、コメントを同日付のフランス紙『レキップ』が伝えている。

 試合は、開始からパリSGが積極的に攻め、12分にペナルティエリア内でフランス代表MFブレーズ・マテュイディのあげたボールがリヨンDFバカリ・コネの手に当たるも、PKを与えられなかった。それでも20分にウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニのゴールでリードしたが、試合終了間際の84分にDFサムエル・ウムティティのゴールで追いつかれ、公式戦3試合連続の引き分けに終わった。

 パリSGは圧倒的な戦力でリーグを支配するはずのチームだが、ここまで2勝4分の5位に留まっており、ファンの不満は募る一方だ。悔いの残る試合に、イブラヒモヴィッチは「俺たちは(1-0でリードしている展開で)ゴールを決めて、2-0とすべきだった。俺たちはベストを尽くしたが、もっと頑張らなくてはならない」と、追加点を奪えなかったことが敗因とした上で、より一層の努力が必要であることを語っている。

 チームに何が起きているのかを問われると「それはいい質問だ。だが何故だかわからない。ブレーズ・マテュイディのプレーは(PKの笛を)吹かれるべきだった。俺たちは解決策を探したいんだ。だが原因を理解するのは難しい。イライラさせられるよ。早急にもう一度チームとしてまとまらなければならない。まだ火がついていなくてもね」とPKが与えられなかったことに苛立ちを覚えつつ、状況の改善にはチームとして団結しなければならないと話した。

 パリSGは24日、アウェーでリーグ・アン第7節のカーン戦に臨む。

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