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T・モッタ頭突き問題に決着…ブランドンは来年2月までの6カ月出場停止

2014.09.19

ティアゴ・モッタ(左)に頭突きをし、6カ月の出場停止が科せられたブランドン(右) [写真]=Getty Images

 フランス・プロサッカーリーグ機構は18日、同日まで暫定出場停止を科していたバスティア所属のFWブランドンに対し、新たに2015年2月22日までの出場停止を科すことを、公式HP上で発表した。

 ブランドンは8月16日に行われたリーグ・アン第2節のパリSG戦の試合後、ロッカールームに戻る途中、パリSG所属のMFティアゴ・モッタに頭突きをし、鼻骨を骨折させていた。

 18日に行われた聴聞会には、当事者のブランドン、T・モッタ、両クラブの代表者が出席。事情聴取を行い協議した結果、同日まで暫定的に出場停止を受けていたブランドンに、さらに6カ月の出場停止処分を科すことが正式に決定した。

 同日付の大手メディア『ユーロスポーツ』によると、規律委員会はブランドンの行為を「選手に対しての非常に暴力的な行為であり、(被害者が)一時的に職務にあたれない状況であることが医学的に証明された」と判断し今回の処分に至っている。

 一方ブランドンの弁護士オリヴィエ・マルタン氏は「リーグの規定には出場停止は最長で8試合と記載されている。審議会で(ブランドンの行為に)計画性が無く、相手選手たちの一部から挑発行為を受け、強いストレスを受けた結果であることを証明する。彼はこの行為を後悔している」と減刑を試みていたが、非常に重い判決が下った。

 またブランドンは11月3日に軽罪裁判所のスポーツ裁判にもかけられる。禁固刑や罰金刑などを科せられる恐れがあり、バスティアはブランドンとの契約を解消することも検討していると伝えられている。

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