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ほろ苦いデビューも…スペイン代表DF、持ち味の“デュエルの強さ”を発揮「個人としては満足」

2023.03.29

代表デビュー戦でも持ち味を発揮したDFダビド・ガルシア(左) [写真]=Getty Images

 スペイン代表DFダビド・ガルシアオサスナ)が、28日に行われたEURO2024予選・グループA第2節スコットランド戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ルイス・デ・ラ・フエンテ新監督の下で初招集を受けて、オサスナの選手としては史上10人目のスペイン代表戦士になったダビド・ガルシアは、28日のスコットランド戦で“ラ・ロハ”デビューを飾った。しかし試合は、スコットランドの速攻の前に失点を許してしまい、0-2で敗北を喫している。

 スコットランド戦の前日会見の場にて、デ・ラ・フエンテ監督が試合のキーマンとして期待を寄せていたダビド・ガルシア。実際に空中戦勝率75パーセント、地上戦勝率80パーセントと持ち味のデュエルの強さを発揮した同選手は「正直に言うと…個人としてはデビュー戦に満足している。でも、敗戦はあまりにも厳しいもの。彼らは2度、僕たちに襲いかかり、そして2つのゴールを決めた」と告白。続けて「芝が少し長かったからボールスピードを出すのが難しかったけど、言い訳はできないと思っている。自分たちのミスを修正しなければならない」と振り返った。

 またダビド・ガルシアは、CBのライバルにも言及。同試合でコンビを組んだDFイニゴ・マルティネスアイメリク・ラポルテパウ・トーレスらとの熾烈なポジション争いついては「競争は激しい。ベストを尽くすようにしている」と語り、「コパ・デル・レイの決勝戦? そうなれば非常にポジティブなことだね。今はオサスナに集中して、来週の準決勝でどのようなことが起こるかを見てみよう」と所属クラブで尽力することを誓っている。

 ほろ苦い代表デビュー戦となりながらも、ラ・リーガにおける“制空権覇者”としての実力は示したダビド・ガルシア。遅咲きの29歳はこの先、“ラ・ロハ”に食い込んでいけるのだろうか。

By サッカーキング編集部

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