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人種差別被害のラッシュフォードが声明「僕が何者なのかについては、絶対に謝罪しない」

SNSで人種差別被害を受けたラッシュフォード [写真]=Getty Images

 オンライン上で人種差別被害を受けたイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)が12日、自身のSNSにて声明を発表した。

 イングランド代表は11日にEURO2020決勝でイタリア代表と対戦。1966年に自国で開催されたワールドカップ以来となる55年ぶりのメジャータイトル獲得に大きな期待がかかったが、PK戦にもつれる激闘の末に敗れて悲願の初優勝をあと一歩のところで逃した。ラッシュフォードは延長戦の終了間際に出場し、PK戦で3人を務めたが、シュートは左ポストに弾かれて痛恨の失敗。試合後には、同じくPKを失敗したMFジェイドン・サンチョとMFブカヨ・サカとともに、SNS上での人種差別的な誹謗中傷の被害に遭っていた。

 そんななか、ラッシュフォードは12日に自身のSNSを更新。PKを失敗したことに対する謝罪の言葉を綴った一方、差別被害については断固とした姿勢を改めて示している。

「チームメイト、そしてみんなを落ち込ませてしまったんじゃないかと思うよ」

「決勝。55年間。1つのPK。歴史。僕が言えるすべては、ただ申し訳ないということだ」

「僕のパフォーマンスについてなら、一日中でも批判を聞くことができる。僕のペナルティーキックは良くなかったし、入れるべきだった」

「でも僕は、僕が何者なのか、どこから来たものなのかについては絶対に謝罪しない」

「スリーライオンズが胸にあるシャツを着ること、そして家族が何万人もの観衆の中で僕を応援している姿を見ることは、これ以上ないほど誇りに感じるよ」

「僕はマーカス・ラッシュフォード。23歳の、南マンチェスターにあるウィジントンとウィゼンショー出身の黒人の男だ。もし他に何もないとしても、僕がそうであることに変わりはない」

 同選手は昨年、新型コロナウイルスのパンデミック中に貧困家庭への食糧支援に取り組み、イギリス政府を動かして約130万人の子供たちに無料給食を届けたことで称賛を集めた。多くの子供たちを救った活動が評価され、昨年10月には大英帝国勲章の5ランクのうち5番目にあたる「メンバー(MBE)」が授与されていた。だが、ピッチ内外での活躍にもかかわらず、これまでも人種差別の被害を受けていた。

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