スペイン戦を前に意気込みを語ったキエーザ [写真]=Getty Images
イタリア代表FWフェデリコ・キエーザが、EURO準決勝のスペイン代表との対戦を前に心境を語った。4日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。
EURO2020のイタリア代表で攻撃の中核の一端を担っているキエーザ。決勝トーナメント1回戦のオーストリア代表戦では、自身が「計り知れないほどの喜びだった」と振り返る延長戦での貴重なゴールを決め、その活躍によって準々決勝のベルギー代表戦ではスタメンの座を勝ち取った。
好調を維持するイタリアは、その準々決勝で優勝候補の一角と目されたベルギーも撃破。この勝利についてキエーザは「僕らは素晴らしい試合をしたが、これはミステルが2年に渡って取り組んできたことのおかげだ」と指揮官のロベルト・マンチーニ監督の功績を強調し、さらに「僕らは皆ほとんど兄弟のようなものだ」と、チームとしての関係性の良さも窺わせた。
またキエーザは、この試合で重傷を負ったDFレオナルド・スピナッツォーラの離脱に「とても残念だよ」と言及。「非常に難しい試合になる」と強い警戒を示す準決勝のスペイン代表戦に向けて、「彼のことが恋しくなるだろうけど、彼には復帰のことだけ考えてもらって、僕らは彼に大きな喜びを与えられるようにしないとね」と、チームメイトのためにも勝ち進むことへの決意を改めて口にした。
By サッカーキング編集部
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