今大会4ゴールのシック [写真]=Getty Images
チェコ代表FWパトリック・シック(レヴァークーゼン/ドイツ)が、EURO2020で大会得点王になる可能性について言及した。1日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』が伝えている。
シックは、EURO2020グループD第1節のスコットランド代表戦で2得点を挙げると、第2節のクロアチア代表戦でもPKで1得点を挙げる活躍を見せて、チェコ代表のグループステージ突破に大きく貢献。決勝トーナメント1回戦のオランダ代表戦でも試合終盤に貴重な追加点を挙げ、同国代表を2012年大会以来のベスト8進出に導いた。
今大会4得点のシックは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス/イタリア)の5得点に続き、得点ランキング2位。すでにポルトガル代表は敗退が決まっているために得点王の可能性も高まるなかで、シックは「僕の目標は大会得点王を目指すことではなく、チームが勝ち続けられるように貢献することなんだ。大会が終わった時にどれくらいゴールを決めているのかという点には興味がない」とチームの勝利が一番だと口にした。
なお、シックはあと1得点を決めた場合、チェコ代表として出場したEURO2004で5得点を挙げて大会得点王に輝いたミラン・バロシュ氏の記録に並ぶことになる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト