前日記者会見に応じた、イタリア代表のキエッリーニ [写真]=Getty Images
EURO2020決勝トーナメント準々決勝のベルギー代表戦を2日に控え、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(ユヴェントス/イタリア)が前日記者会見に応じた。1日に、イタリアのスポーツ専門誌『トゥット・スポルト』が伝えている。
イタリア代表は、6月26日に決勝トーナメント1回戦でオーストリア代表と対戦。90分を終えてスコアレスだった試合は、延長戦でイタリア代表がFWフェデリコ・キエーザ(ユヴェントス/イタリア)とMFマッテオ・ペッシーナ(アタランタ/イタリア)のゴールでリードを奪うと、オーストリア代表の反撃をFWサーシャ・カライジッチ(シュトゥットガルト/ドイツ)の1点に抑え、2-1で勝利を収めた。
イタリア代表のキャプテンを務めるキエッリーニは、グループステージ第1節トルコ代表戦と第2節スイス代表戦で先発出場したものの、そのスイス代表戦で脚を負傷し途中交代。その後の第3節ウェールズ代表戦と決勝トーナメント1回戦のオーストリア代表戦ではベンチ入りもせず欠場していた。ただ、同選手はすでにチームの全体練習に合流しているとの報道もあり、ベルギー代表との試合では先発復帰が予想されている。キエッリーニは前日記者会見で、大一番に向けて気合いをみなぎらせた。
「けがから回復したことは嬉しいよ。でも、まだトレーニングが残っているし、僕にとってはすべての感覚を取り戻すことが重要なんだ」
また、キエッリーニはセリエAでも対峙してきたベルギー代表の怪物FWについても言及した。
「ルカク? 僕たちは皆、彼に立ち向かう準備ができているよ。僕たちは大きくて強いグループだ。メンバーの誰しもが、最初の1分からプレーすることを望んでいる。(ロベルト・マンチーニ)監督は頭を悩ませることになるだろうね。僕たちは決意と自覚を持ってここまで来たし、成長の道を歩んでいる」
なお、イタリア代表は前回大会のEURO2016グループステージ第1節でもベルギー代表と対戦しており、この時は2-0で勝利している。
By サッカーキング編集部
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