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25年越しのリベンジ達成! イングランドのサウスゲート監督「チーム全体が素晴らしかった」

2021.06.30

ドイツ撃破の喜びを語った、イングランドのサウスゲート監督 [写真]=Getty Images

 EURO2020決勝トーナメント1回戦が29日に行われ、イングランド代表とドイツ代表が対戦。イングランドが2-0でドイツを下し、準々決勝に駒を進めた。30日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が、イングランドを率いるガレス・サウスゲート監督のコメントを伝えている。

 イングランドにとってドイツは、母国開催だったEURO1996準決勝でPK戦の末に敗れた因縁の相手。サウスゲート監督は同試合に選手として出場していたが、PK戦で6人目のキッカーを務めて唯一の失敗に終わっていた。

 試合は、後半になってスコアが動く。75分にFWラヒーム・スターリング(マンチェスター・C/イングランド)が先制点を挙げると、86分にはFWハリー・ケイン(トッテナム/イングランド)が待望の今大会初ゴールをマーク。そのまま2-0でドイツを下し、25年越しのリベンジを達成した。

 2大会ぶりのベスト8進出を決めた試合の後、サウスゲート監督は「スタジアムのエネルギーはすごかったね」とコメント。『ウェンブリー・スタジアム』に駆けつけたおよそ45,000人のサポーターの声援が力になったことを明かした。また、サウスゲート監督は「コロナ禍で厳しい時を過ごしてきた人々に対して喜びを与えられたことは、とても特別なことだ」とも語っている。

 さらに、イングランド代表指揮官は、宿敵ドイツを撃破したチームにも惜しみない賛辞を贈った。

「選手個々はもちろん、チーム全体が素晴らしかった。充実したパフォーマンスを見せてくれたと思う」

 イングランドは、7月3日に行われる準々決勝でウクライナと対戦する。サウスゲート監督は「精神的にも肉体的にも犠牲を強いられたので、しっかりと回復させなければならない」と、ドイツ戦の消耗が激しかったことを告白している。ドイツの呪縛から解放された指揮官とチームは、今大会でどこまで勝ち進むことができるのだろうか。

By サッカーキング編集部

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