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10代にしてEURO本大会のメンバーに選出された選手たち

10代でEUROメンバー入りを果たした選手たち [写真]=Getty Images

 ヨーロッパ最強国を決めるEURO2020が11日に開幕する。選手登録リストの提出は1日に締め切られ、各国代表メンバーが出そろった。

 そこで今回は、10代にしてEUROメンバーに選出された選手たちに注目。A代表初招集となった選手から、新たなスター候補生まで、7名を紹介する。

[写真]=Getty Images

▼スペイン代表


MF ペドリ
生年月日:2002年11月25日(18歳)
所属クラブ:バルセロナ

 今大会、最も注目を集めるティーンエイジャーの一人だろう。バルセロナでは、加入1年目にしてチーム最多の52試合に出場。フィジカルに恵まれているわけではないが、抜群の状況判断力と的確なプレー選択で決定機を次々に演出する。あのリオネル・メッシも認める才能の持ち主だ。

 トップカテゴリーで過ごした初めてのシーズンをフルパワーで駆け抜けたため、疲労の蓄積が心配されるが、リーグ最終節を前にクラブから休暇を与えられたことで充電完了。「故郷の広場で遊んでいたときのように、代表でもプレーしたい」と過去のインタビューで語ったように、どんな舞台にも物怖じしない性格も魅力の一つだ。初のEUROで、さらなるブレイクが期待される。

▼イングランド代表


MF ジュード・ベリンガム
生年月日:2003年6月29日(17歳)
所属クラブ:ドルトムント

 準決勝以降が“地元開催”となるイングランド代表は、メンバーの平均年齢が25歳以下。トルコ代表に次いで、今大会2番目に若いチームとなった。その象徴的な存在と言えるのが17歳のベリンガムで、19歳のブカヨ・サカと共に初の国際主要大会に臨む。

 今季は史上3番目の若さでイングランド代表デビューを果たすと、チャンピオンズリーグではイングランド人最年少ゴールをマーク。日本では“高校3年生”にあたる青年だが、すでにスーパースターへの階段を駆け上がっている。ギャレス・サウスゲイト監督が「経験を積ませるためだけに招集したのではない」と強調したように、レギュラーを争えるだけの力を持つ選手だ。新たなワンダーボーイとして、大会史に名を刻むかもしれない。

▼ドイツ代表


MF ジャマル・ムシアラ
生年月日:2003年2月26日(18歳)
所属クラブ:バイエルン

 ドイツとイングランドの国籍を持ち、両代表の間で争奪戦が繰り広げられてきたが、ヨアヒム・レーヴ監督の説得が功を奏し、ドイツ代表を選択。EUROメンバーにも選出された。この1年で、ブンデスリーガデビュー、ブンデスリーガ初得点、チャンピオンズリーグ初得点を達成し、バイエルンのクラブ最年少レコードを一気に3つも更新した逸材には大きな注目が集まっている。

 イングランドのユース代表歴を持ち、ベリンガムは当時のチームメイト。ムシアラは「彼は僕の決断(ドイツ代表を選択)を理解してくれると思う。とにかく僕らはこれからも友達だよ」と話すが、直接対決が実現すれば、お互いにライバル心を燃やすのだろう。切磋琢磨してきた逸材同士、どちらが出世街道を歩むだろうか。

▼ポルトガル代表


DF ヌーノ・メンデス
生年月日:2002年6月19日(18歳)
所属クラブ:スポルティング

 今年3月にA代表デビューを果たした左サイドバックで、マンチェスターの両雄やリヴァプールが獲得を狙っているという好タレントだ。移籍情報サイト『transfermarkt』が算出する市場価値は4000万ユーロと、ムシアラ(3800万ユーロ)よりも上。10代の左サイドバックとしては、現時点で「世界最高」という評価もある。

 18歳にして身体は出来上がっており、巧みなステップとボールタッチで相手を抜き去ることもできれば、味方とのパス交換で局面を打開してシュートを狙う積極性も持ち合わせている。ポルトガル代表の左サイドバックと言えば、ラファエル・ゲレイロが絶対的な地位を築くが、大会連覇を狙うフェルナンド・サントス監督の秘蔵っ子として大化けする可能性も十分にある。

▼オランダ代表


MF ライアン・フラーフェンベルフ
生年月日:2002年5月16日(19歳)
所属クラブ:アヤックス

 育成の名門アヤックスが生んだ最新傑作で、「ネクスト・ポグバ」と評される大型のMFだ。16歳でトップチームデビューを果たし、18歳でA代表デビュー。今季はレギュラーとしてアヤックスのリーグ制覇に貢献し、クラブの年間最優秀タレントに贈られる「マルコ・ファン・バステン・アワード」とリーグの年間最優秀タレントに贈られる「ヨハン・クライフ・アワード」をダブル受賞した。

 A代表キャップ数は「5」に満たないが、2018年にはU-17欧州選手権で優勝。欧州王者に輝いた経験を持つ。若手有望株がひしめくオランダ代表の中でも、飛びぬけた才能の持ち主で、ジョルジニオ・ワイナルドゥムやフレンキー・デ・ヨングのパートナーとして「先発に抜擢するべき」という声もあるようだ。いずれにしても目が離せない怪物である。

▼ベルギー代表


FW ジェレミー・ドク
生年月日:2002年5月27日(19歳)
所属クラブ:レンヌ

 ガーナにルーツを持つ快速アタッカーで、15歳のときにアンデルレヒトとプロ契約を交わした神童。昨年9月に代表初先発となったアイスランド戦でいきなりゴールを決めるなど、“持ってる男”でもある。

 昨年夏、フランスのレンヌに加入した際に支払われた移籍金は2700万ユーロ。先輩ユーリ・ティーレマンスがモナコに移籍した際に支払われた2500万ユーロを上回る、アンデルレヒト史上最高額だったという。その期待を裏切ることなく、今季はリーグ・アンで30試合に出場。統計サイト『Whoscored.com』によるドリブル成功数は「110」と、ネイマール(87)やキリアン・エンバペ(90)を上回るリーグNo.1だった。小刻みなステップと高速ドリブルから“ネクスト・アザール”と評されるが、先輩を上回る活躍を見せるかもしれない。

▼ウェールズ代表


MF ルビン・コルウィル
生年月日:2002年4月27日(19歳)
所属クラブ:カーディフ・シティ

 まさにサプライズ招集だった。EUROメンバー発表時点で、A代表のキャップ数は“ゼロ”。今年2月に所属するカーディフ・シティでトップチームデビューを果たし、同3月にU21代表デビューを飾ったばかりだったのだ。「夢のよう」と本人がツイッターでつぶやいたのも無理はないだろう。

 2日には、“世界王者”フランス代表との親善試合に途中出場を果たし、A代表デビュー。本番ではイタリア代表とも対戦する。「彼の立ち振る舞いにとにかく驚かされた。すでに一流にプロフェッションナルだし、素晴らしい選手だ」と話すロバート・ペイジ監督は、19歳の攻撃的MFを貴重な戦力として考えているようだ。16歳でA代表デビューを飾ったギャレス・ベイルほどではないにせよ、彗星のごとく現れたスター候補生に国中の注目が集まっている。

(記事/Footmedia)

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