2019.10.30

人種差別問題のブルガリアに処分…EURO予選最終節の無観客試合と罰金約1000万円

14日のブルガリア対イングランドは一部ファンの人種差別行為で2度中断した [写真]=Getty Images
サッカー総合情報サイト

 UEFA(欧州サッカー連盟)は29日、人種差別問題によってブルガリアサッカー連合(BFU)に2試合の無観客試合と罰金の処分を言い渡した。

 問題が起きた試合は、14日に行われたEURO2020予選・グループA第8節のブルガリア代表対イングランド代表の一戦。ブルガリアの一部サポーターがイングランド代表選手に対して人種差別などの問題行為を行い、試合は前半だけで2回も中断していた。

 BFUには、UEFAの大会におけるホームゲームで2試合の無観客試合を命じられ、2試合目に関しては2年間の執行猶予期間が与えられている。このため、11月17日に行われるEURO予選グループ最終節のチェコ戦は無観客で行われることが決まった。また、次のホームゲーム2試合においては、「NO TO RACISM(人種差別反対)」のバナー掲載も命じられている。

 さらにBFUには、ファンの人種差別行為による7万5000ユーロ(約900万円)の罰金と、国歌斉唱時の妨害行為による1万ユーロ(約120万円)の罰金が科された。なお、イングランドサッカー協会(FA)にも、国歌斉唱時の妨害行為により、5000ユーロ(約60万円)の罰金が言い渡されている。

 ブルガリアでは人種差別問題を受けて、試合翌日の15日にBFUのボリスラフ・ミハイロフ会長が辞任を表明。18日には、同代表を率いていたクラシミール・バラコフ監督も辞任していた。ブルガリアの警察は同試合で人種差別行為を行った12人を逮捕し、そのうち4人には罰金と2年間のスタジアム出入り禁止の処分が下されている。

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