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「素晴らしい冒険の終わり」…ベルギーDFムニエ、敗退にショック隠せず

2016.07.02

ベルギー代表DFトマ・ムニエ [写真]=Getty Images

 ユーロ2016準々決勝が1日に行われ、ベルギー代表ウェールズ代表に1-3で敗北を喫した。試合後の選手たちのコメントを、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』が伝えている。

 13分にMFラシャ・ナインゴラン(ローマ)の強烈なミドルシュートで先制したベルギーだったが、前半のうちにコーナーキックから追いつかれる。55分には相手FWハル・ロブソン・カヌ(無所属)のクライフターンにDF3人がかわされ、逆転ゴールを奪われた。86分にもだめ押しの1点を奪われたベルギーは、優勝候補と目されていた今大会で、ベスト8止まりとなった。

 試合にフル出場したMFケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)は「試合開始から20分間、僕たちはいいプレーができていた。でも、コーナーキックからゴールを決められて、試合が変わったんだ。後半はナイーブな戦い方をしてしまったよ」と反省し、「全力を尽くしたけれど、残念ながら結果は1-3だ」とベスト8での敗退に肩を落とした。

 右サイドバックでフル出場したDFトマ・ムニエ(クラブ・ブルージュ)は「僕たちはみんな、失望している。なんて言ったらいいか…」とショックを隠せない様子。その上で「素晴らしい冒険の終わりだよ。自分たちの力が足りなかったという、シンプルな話だ。この試合でウェールズは僕たちよりずっと良かった。がんばっていたし、精神的にも強かったと思う」とウェールズを称賛している。

 ベルギーは今大会、グループステージ初戦のイタリア代表戦こそ落としたものの、それ以降はすべて完封で3連勝。タイトル獲得へ順調かに見えたが、快進撃を続けるウェールズの勢いを止めることはできなかった。FIFA(国際サッカー連盟)の発表する世界ランキングで2位につけているタレント集団のユーロ2016は、ベスト8で幕を閉じた。

By サッカーキング編集部

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