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ユーロ敗退のラキティッチ「できることをすべて行った」…ファンへ感謝も

2016.06.26

ポルトガル代表戦でプレーしたラキティッチ [写真]Getty Images

 ユーロ2016決勝トーナメント1回戦が25日に行われ、クロアチア代表はポルトガル代表と対戦し、延長戦の末に0-1で敗れた。試合後、同国代表MFイヴァン・ラキティッチがコメントを残した。UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

 グループステージ(GS)最終節で大会2連覇中の王者スペイン代表に対し逆転勝利を収めたクロアチア。その結果、グループD首位通過が決定し、3戦連続ドローで決勝トーナメントへ勝ち上がったポルトガルと対戦した。

 試合は両チームともに決定機を作り出せない時間が続く。しかし117分にポルトガルのFWリカルド・クアレスマがゴール前でのこぼれ球に詰め、ネットを揺らした。相手の5本を大きく上回る17本ものシュートを放ったクロアチアだったが、1本も枠内へボールを飛ばすことができず敗れた。

 試合後、ラキティッチは「ロッカールームの様子を言うことはできないけど、こんなに涙を流している人たちを見たことはない」とコメント。敗戦を受け、チーム全体に大きな悲しみが襲ったことを明かした。

 その上で、「応援してくれたみんなに感謝したい」とサポーターへメッセージを送ったラキティッチ。GS第2節のチェコ戦では発煙筒や爆竹が投げ込まれたが、最後まで声援を送ったファンを称えた。

 過去最高成績のベスト8には一歩及ばなかったクロアチア。それでもラキティッチは、「僕たちができることをすべて行った」と言葉を残し、大会を去った。

By サッカーキング編集部

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