ユーロ2000を戦うジダン(左)とユーロ2016を戦うパイェ(右) [写真]=Getty Images
レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督がユーロ2016を戦うウェストハム所属のフランス代表MFディミトリ・パイェに関してコメントを残した。大手メディア『ESPN』が25日に報じている。
グループステージ(GS)第1節のルーマニア代表戦で鮮やかな決勝ゴールを挙げたパイェ。続くGS第2節のアルバニア代表戦でもゴールを挙げ、フランスの決勝トーナメント進出に大きく貢献した。
かつて自身も2000年大会に出場し、同国を優勝へ導いたジダン監督。パイェの活躍を受け、「彼はヨーロッパで最も重要な才能ある選手だ。今、彼は29歳だが、活躍にふさわしい尊敬を集めている」と称賛の言葉を送った。
2010年の国際親善試合ルーマニア戦でフランス代表デビューを飾ったパイェ。しかし、その後は代表に選出されない時期も続き、ユーロ2012及び2014年のブラジル・ワールドカップのメンバーには選ばれなかった。ジダン監督は、「彼はフランス代表メンバーに選ばれなかった時も、決して諦めなかった。だからこそ今こうして、才能ある選手の一人になった」とパイェを称え、「素晴らしいストーリー」と総括した。
さらにジダン監督は、「彼はゴールを決められるし、ゴールを生み出せる。セットプレーの質も実に高い。どんなクラブでも彼が欲しいだろうね」と今後の更なるキャリアアップを予想した。
By サッカーキング編集部
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