19日のルーマニア戦でユーロ初勝利を挙げたアルバニア [写真]=Getty Images
ユーロに初出場しているアルバニア代表。これまでにユーロ2016のグループステージで3試合を戦ったが、すべての試合で違うユニフォームを着用した。
アルバニア代表のユニフォームは、イタリアのブランドであり、ラツィオやクリスタル・パレス、アストン・ヴィラのサプライヤーでもあるマクロン社製。今大会は、国旗の紋章である鷲をあしらったシャツを着用し、戦いに挑んでいる。3種類の色違いが用意されており、グループステージ3試合で毎試合違うタイプのものを使用した。
11日に行われた第1節のスイス代表戦では、同国のフラッグを連想させる鮮やかなレッドのユニフォームを身にまとった。胸に書かれた番号の下に、鷲をモチーフにしたデザインが施されているのが見てとれる。ナショナル色を前面に押し出したシャツでスイスに挑んだが、キャプテンが退場処分を受けるなど厳しい戦いを強いられ、0-1で敗れた。
続いて15日のフランス代表戦で選手たちが着ていたのは、シンプルなデザインの白いユニフォーム。こちらも鷲のモチーフが描かれている。なお試合は、90分に決勝ゴールを決められ、惜しくも0-2で敗北を喫している。
![15日のフランス戦 [写真]=Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2016/06/GettyImages-540434688.jpg)
15日のフランス戦 [写真]=Getty Images
そして19日に行われたルーマニア代表戦では、3種類目のユニフォームがお目見えした。黒を基調としたクールな印象のシャツを着用し、グループステージ突破をかけた戦いに臨んでいる。
なお試合は、アルバニアが43分にFWアルマンド・サディクのゴールで先制すると、その1点を守りきって勝利。同代表にとっての大会初ゴールと初勝利を記録し、歴史に新たな1ページを刻むこととなった。
ちなみに、同国のサポーターのほとんどは、国旗と同じ色の赤いユニフォームを着用して応援する人が多いようだ。
グループAで3位となったアルバニアは、他グループの結果次第で決勝トーナメント進出の可能性が残っている。同代表が再びピッチに姿を表す際には、ユニフォームにも注目だ。