オーストリア戦に出場したC・ロナウド。PKを失敗するなど無得点に終わった [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
ユーロ2016・グループステージ第2節が18日に行われ、ポルトガル代表はオーストリア代表と0-0で引き分けた。FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)のコメントをUEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』が伝えている。
ポルトガルは主将のC・ロナウドを中心に攻め込んだが、相手GKの好守もありなかなか得点が奪えない。79分にはC・ロナウドがPKを獲得したが、これを左ポストに当ててしまい、絶好のチャンスを逃す。結局このままスコアレスドローに終わり、2戦未勝利となった。
この日、通算128試合目の出場を果たし、ルイス・フィーゴ氏と並んでいた同代表の通算最多出場記録を更新したC・ロナウドは、「代表で歴代最多出場と歴代最多ゴールの記録を達成することを目標としていた。誇らしいことだ」と喜びつつ、「ただ、こういった試合で記録を更新することになったのは残念だね。僕らは勝利を求めていたし、思い描いていた結果にはならなかった」と、勝利で記録に華を添えることができなかったことを悔やんでいる。
試合については、「いいサッカーができていたし、チャンスはたくさんあったけど、決めることができなかった。僕自身も、PKをはじめ、いくつかチャンスを逃してしまった。でも、それもサッカーの一部だよ」と、内容は悪くなかったものの、決定力を欠いたことを嘆いた。
グループEはハンガリー代表が勝ち点「4」で首位、アイスランドとポルトガルが同「2」で、オーストリアが同「1」となっている。C・ロナウドは、「僕らは信じ続けなければならない。そして、応援してくれたファンに感謝しなくちゃいけないね。次の試合でもポルトガルはベストを尽くす。必ずできると信じている」と、22日に行われるハンガリー戦での勝利を誓った。
By サッカーキング編集部
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