ドイツとポーランドは勝ち点1を分け合った [写真]=Getty Images
ユーロ2016・グループステージ第2節が16日に行われ、グループCでドイツ代表とポーランド代表が対戦した。
ドイツは初戦でウクライナに快勝、ポーランドも北アイルランドを破り、ともに今大会白星スタートを切った。今節は、グループ首位の座を懸けてC組の2強が激突。両者は今大会の予選でも顔を合わせており、それぞれホームでの勝利で成績は五分。決勝トーナメント進出が懸かる今試合で決着をつけたいところ。
ドイツは初戦から先発メンバーを1名変更。DFマッツ・フンメルスが負傷から復帰し、初戦で先制ゴールのDFシュコドラン・ムスタフィはベンチスタートとなった。その他、MFマリオ・ゲッツェやMFトーマス・ミュラー、MFメスト・エジルらが名を連ねた。対して、ポーランドは2名変更。GKヴォイチェフ・シュチェスニーの負傷で、代わりにGKウカシュ・ファビアニスキがスタメン入り。また、MFバルトシュ・カプスツカに代えてMFカミル・グロシツキが入り、キャプテンのFWロベルト・レヴァンドフスキやMFグジェゴシュ・クリホヴィアクらは初戦に続き先発出場となった。
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— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) June 16, 2016
立ち上がりはドイツが主導権を握る。5分、左サイドのユリアン・ドラクスラーがクロスを入れると、中央のゲッツェが頭で合わせるが、シュートはクロスバー上。16分には、ミュラーの左サイドからの折り返しに、中央に走り込んだトニ・クロースが滑り込みながら右足で合わせるが、シュートは枠を捉えられなかった。
徐々に攻勢に出たポーランドは22分、レヴァンドフスキがエリア手前中央で右足を振り抜くが、シュートはDF2人に詰められてブロックされた。前半は両チームとも決定的なチャンスを作れず、枠内シュートがないままスコアレスで折り返す。
後半の立ち上がり46分、ポーランドがさっそくチャンスを迎える。グロシツキのエリア内右からのクロスに、ファーサイドに走り込んだフリーのアレク・ミリクが反応。決定的なシーンだったが、ボールはミリクの顔に当たり、わずかに枠の左に外れた。
68分、カウンターを仕掛けたポーランドは、左サイドからの折り返しに中央のミリクが反応するが、振り抜いた左足は空振りに終わった。ドイツは69分、左サイドからのグラウンダークロスに、中央のエジルが左足ダイレクトシュート。だが、これはGKファビアンスキの好セーブに阻まれた。
ドイツは71分、ドラクスラーを下げてマリオ・ゴメスを投入。85分、エリア左脇でFKを獲得したポーランドは、カミル・グロシツキが直接右足で狙うが、シュートはクロスバー上に外れた。試合はこのままタイムアップ。ドイツとポーランドのグループC首位対決はスコアレスドローに終わった。
この結果、グループステージ2試合を終えてドイツとポーランドはともに1勝1分で勝ち点「4」となった。次節、ドイツは21日に北アイルランドと、ポーランドは同日にウクライナと対戦する。
【スコア】
ドイツ代表 0-0 ポーランド代表
By サッカーキング編集部
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