チェコ戦で決勝ゴールを挙げたピケ(中央) [写真]=Getty Images
6月13日はスペイン代表にとって、“呪われた”日付でしかなかった。今まで、同日付に開催された試合で勝ったことがなかったからだ。しかし、ユーロ2016・グループステージ第1節のチェコ代表戦では1-0と勝利。白星スタートを切り、“呪い”は解かれたとスペイン紙『アス』が伝えている。
スペイン代表は過去に5回、6月13日に試合を行っていた。戦績は1分け4敗。一度も勝つことができていなかった。1963年にはスコットランド代表にホームで2-6と大敗。1990年はイタリア・ワールドカップの初戦でウルグアイ代表と対戦して0-0の引き分けに終わった。そして1998年、フランス・ワールドカップの初戦ではナイジェリア代表に2-3と競り負け、2000年にはオランダ・ベルギーの共同開催だったユーロ2000でノルウェーに0-1と完封負けを喫した。
そして“呪い”のイメージをさらに強くしたのが2014年、ブラジル・ワールドカップのグループステージ初戦でオランダ代表に1-5と大敗した一戦だ。
しかし今年、ようやく“呪い”を解くことができた。チェコ代表を相手になかなか均衡を破れずにいたスペイン代表だが、87分にDFジェラール・ピケ(バルセロナ)がヘディングでゴールを決めて1-0と勝利。“6回目の挑戦”で6月13日に初白星を掴むことに成功、大会3連覇に向けて好スタートを切った。
スペイン代表は次戦、17日にトルコ代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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