先制ゴールをマークし、チームの勝利に貢献したベイル [写真]=AMA/Getty Images
ユーロ2016・グループステージ第1節が11日に行われ、ウェールズ代表はスロヴァキア代表に2-1で勝利した。試合後のMFギャレス・ベイルのコメントを、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式サイト『UEFA.com』が伝えている。
試合は10分、ウェールズが先手を取る。敵陣中央でフリーキックを得ると、これをベイルがゴール左に突き刺し先制ゴールをマークした。55分に同点に追いつかれたが、81分に途中出場のFWハル・ロブソン・カヌが値千金の勝ち越し弾を挙げ、ウェールズは2-1で勝利している。
同代表にとってユーロでの初ゴールをマークしたベイルは「この国のサッカー史に残る特別な瞬間だった」と自身のフリーキックを振り返った上で「最も重要なのはゴールを奪ったことではなく、勝ち点3を獲得し、ファンに希望を与えられたことだ」とコメント。試合前からサポーターを称賛していたベイルだが、第1戦を終えて「ホームのような感覚だったね。僕らのファンは世界一だ」と感謝の言葉を忘れず、「彼らを喜ばせることができたと思う」と勝利に胸を張った。
初出場となるユーロで白星スタートを切り、上々の出だしとなったが「僕らは目の前の試合だけに集中している。今日のことはもう忘れて、イングランド戦に向けて気持ちを切り替えたい。これで1戦目が終わり、残りは2試合。このまま戦い続けていくよ」と、早くも次戦へ向け集中を高めているようだ。
By サッカーキング編集部
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