ユーロに臨むイングランド代表メンバーに選出された18歳のラッシュフォード [写真]=Getty Images
今シーズン、マンチェスター・Uに彗星の如く現れたFWマーカス・ラッシュフォード。弱冠18歳という若さながら、怒濤のゴールラッシュでイングランド代表入りを果たし、ユーロ2016への参戦も決まった。
招集前には時期尚早という声もあったが、代表デビュー戦で即ゴールという結果を出すなど活躍。ロイ・ホジソン監督も「素晴らしかった。彼は場違いではないだろう」と称賛し、本大会のメンバーに選ぶこととなった。
そのラッシュフォードのユーロ参戦がいかに“予想外”だったのかを、イギリス紙『サン』が伝えている。
同紙によると、それはスーツを見ればわかるという。
イングランド代表の面々が着ているのは、『M&S(マークス&スペンサー)』のスーツで、その胸ポケットにはスリーライオンズ(イングランドサッカー協会のエンブレム)が刺繍されている。
だが、ラッシュフォードだけはその刺繍がない状態のスーツを着用。仕上げが間に合わなかったことが理由のようで、関係者は「通常、選手たちのフィッティングは3月に行われる。その後にチームに入ってきた選手は仕上げる時間が少なくなる。単純なエラーだった。見落としだよ。彼は完全にノーマークだった」 と、同選手の選出が“予想外”だったと明かした。
イングランドは11日にユーロ初戦でロシア代表と対戦する。
(記事提供:Qoly)