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イングランドがユーロ予選全勝…過去に達成した5チームの本戦成績は?

2015.10.13

リトアニア戦でのイングランド代表先発メンバー [写真]=The FA via Getty Images

 イングランド代表は、12日に行われたユーロ2016予選の最終節で、リトアニア代表と対戦し3-0で快勝。この結果、ユーロ予選で全勝を達成した史上6番目のチームとなった。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式サイト『UEFA.com』が同日に伝えた。

 グループEに属するイングランドは、スイス代表、スロヴェニア代表、エストニア代表、リトアニア代表、サンマリノ代表とホーム&アウェーのそれぞれ2試合、計10試合を行い、通算31得点3失点で10連勝を果たした。

 予選で全勝したのは今回のイングランドが史上6チーム目。初の全勝はユーロ1992に向けた予選でフランス代表が達成した。フランスは8試合で通算20得点6失点を記録し8連勝。第9回目の大会にして史上初の予選全勝チームが誕生した。しかし、本戦になると予選絶好調の勢いは影を潜め、2分1敗で未勝利のままグループステージ敗退となった。

 ユーロ2000予選では、チェコ代表が史上2番目の全勝チームとなった。チェコはスコットランド代表やボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表などと合計10試合を行い、通算26得点5失点で全勝を達成。だが、本戦ではフランスやオランダの強豪国と同じ組に入り、1勝2敗でグループステージ敗退となった。

 翌大会のユーロ2004予選ではフランスが、8試合で通算29得点2失点の8連勝。史上初となる2度目の全勝を達成した。すると本戦でもイングランドやクロアチア代表と同組ながら、2勝1分でグループステージを突破。だが、同大会で優勝したギリシャ代表と準々決勝で当たると、0-1で敗れてベスト8敗退となった。

 2大会後のユーロ2012予選では、ドイツ代表とスペイン代表の2チームが全勝を果たした。ドイツは予選組み合わせ抽選の結果、ベルギー代表やトルコ代表らとともに全6チームの組に入り、34得点7失点で10戦全勝を達成。本戦でも3戦全勝で決勝トーナメントに進出し、優勝候補と見られていたが、準決勝でイタリア代表に1-2で敗れ、ベスト4で夢破れた。

 一方、前回大会を制していたスペインは、予選でチェコやスコットランドら全5チームの組みに入り、26得点6失点で8戦全勝を果たした。本戦では2勝1分でグループステージを突破すると、決勝トーナメントでもフランス、ポルトガル、イタリアの強豪国を次々と倒し、史上初の2連覇を達成した。

■ユーロ予選全勝を達成したチーム

▼ユーロ1992(スウェーデン開催/優勝国:デンマーク)
フランス代表
予選成績:8戦8勝/20得点6失点
本戦成績:グループステージ敗退(2分1敗)

▼ユーロ2000(ベルギー・オランダ開催/優勝国:フランス)
チェコ代表
予選成績:10戦10勝/26得点5失点
本戦成績:グループステージ敗退(1勝2敗)

▼ユーロ2004(ポルトガル開催/優勝国:ギリシャ)
フランス代表
予選成績:8戦8勝/29得点2失点
本戦成績:準々決勝敗退(対ギリシャ:0-1●)

▼ユーロ2012(ポーランド・ウクライナ開催/優勝国:スペイン)
ドイツ代表
予選成績:10戦10勝/34得点7失点
本戦成績:準決勝敗退(対イタリア:1-2●)

スペイン代表
予選成績:8戦8勝/26得点6失点
本戦成績:優勝(対イタリア:4-0◯)

▼ユーロ2016(フランス開催/2016年6月10日〜同7月10日)
イングランド代表
予選成績:10戦10勝/31得点3失点

By サッカーキング編集部

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