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OG含め3得点…独壇場のキエッリーニ「全てをやってしまった」

2014.10.11

オウンゴールを献上するも、2得点でチームを勝利に導いたキエッリーニ [写真]=Getty Images

 ユーロ2016予選グループH第2節が10日に行われ、イタリア代表はアゼルバイジャン代表と対戦し2-1で勝利した。この試合で両チーム合わせ全3得点を上げたユヴェントス所属のDFジョルジョ・キエッリーニが試合後のインタビューに応えた。同日付のイタリアメディア『Football ITALIA』など各メディアがコメントを伝えている。

 格下と目されるアゼルバイジャン代表をホームに迎えたイタリア代表だが、思わぬ苦戦を強いられた。キエッリーニは44分に、MFアンドレア・ピルロのコーナーキックを頭で合わせて先制ゴールを決めたが、76分には相手CKをクリアしきれずオウンゴールを献上。しかし82分、FWセバスティアン・ジョヴィンコのクロスを再び頭で決め、勝利を手繰り寄せた。

 苦戦しながらもなんとか2連勝を飾ったことに対して、キエッリーニは「勝ったことが重要だよ。僕たちは完全に値した勝利を危うく失ってしまうところだった。そうなれば本当に恥じるとこだったよ。ほとんど相手に苦しめられることはなかったからね」と、最低限の結果に一定の評価を下している。

 ユヴェントスで指導を受けたアントニオ・コンテ監督が率いる新イタリア代表チームについて「この新しいチームがどの様にスタートを切るべきかを考えれば、それは勝ち続けることだけであり、今夜のパフォーマンスはそれに値したよ」と語り、勝ち続けることによりチームに勢いを与えたいと話した。

 結局両チームの得点を一人で叩き出してしまったキエッリーニは、試合について「僕たちは強い気持ちでハードワークをした。シュートの場面では多くのミスをしてしまったけど、姿勢としては正しかった。(失点の場面は)ボールが急に現れたから、クリアしきれなかった。まぁ良い面も悪い面も、今夜は僕が全てをやってしまったね。もちろん、(シモーネ・)ザザのゴールで1-0の勝利の方が良かっただろうけど」と冗談ながらに語り、自身の3得点を振り返っている。

 イタリア代表は、13日にユーロ2016予選の第3節でマルタ代表と対戦する。

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