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カザフスタンに苦戦のオランダ、逆転勝利で予選初白星

3点目を決めたファン・ペルシー(右) [写真]=Getty Images

 オランダ代表は10日、ユーロ予選グループAの第2節でカザフスタン代表をホームに迎え、3-1で勝利した。

 9月に行われた開幕節のチェコ代表戦で1-2の敗戦を喫したオランダは、まさかの黒星発進。スターティングメンバーはその一戦から4選手を変更し、チェコ戦を欠場していたFWアリエン・ロッベンがスタートから起用された。

 前半は戦前の予想通り、地力で優るオランダが5バックで敷くカザフスタンを押し込む展開となる。伝統の[4-3-3]のシステムを取り入れるオランダが、立ち上がりから左右のロッベンとFWイェレマイン・レンスを経由し、一貫してサイド攻撃を仕掛けていく

 すると11分、そのロッベンが得意のドリブルで好機をつくりだしたオランダは、その直後にも得点機を演出。ボックス左からレンスが蹴ったシュートが相手GKのファンブルを誘発し、最後は素早く反応したゴール前のFWロビン・ファン・ペルシーがネットを揺らした。しかし、これは主審にオフサイドの判定が下されてしまい、先制とはならなかった。

 前半の半ばを迎えても主導権を握るオランダだったが、先にゴールチャンスをモノにしたのはカザフスタンだった。17分、ゴール前に入れられた右CKにボックス中央でDFブルーノ・マルティンス・インディのマークを外したDFレナト・アブドゥリンがヘディング。ループ気味に放たれたシュートは、GKヤスパー・シレセンの頭上を越えてオランダのゴールマウスに吸い込まれた。

 良い試合の入りを見せながらも相手に先制を許したオランダは、その後も約80パーセントを記録するポゼッションを武器に攻勢を強める。しかし、局面で仕掛け役とボックス内で待ち構える味方の動き出しが噛み合わずに前半終了。オランダが1点のビハインドでハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても一方的な試合展開に持ち込んだオランダは、56分に1枚の交代カードを切り、アンカーのMFナイジェル・デ・ヨングを下げてターゲットマンのFWクラース・ヤン・フンテラールを投入。前線をファン・ペルシとフンテラールの2トップにした[4-4-2]のシステムに変更し、より前への圧力を強める。

 すると62分、ヒディンク監督の交代策が的中する。MFイブラヒム・アフェライが縦に入れた浮き球パスにボックス中央で相手DFに競り勝ったフンテラールがヘディングシュートを放つと、ボールはカザフスタンのゴールネットを揺らした。

 ようやく試合を振り出しに戻したオランダはこの勢いを継続し、ファン・ペルシーにボールを配球して追加点を狙いに出る。すると64分には危険なタックルをアフェライに見舞ったFWバイルジャン・ジョルチエフがレッドカードで退場。カザフスタンが数的不利に陥ったため、オランダはさらに攻勢を強めていく。

 ハーフコートゲームを展開するオランダは、ファン・ペルシーやフンテラール、MFウェスレイ・スナイデルが積極的にゴールを狙うが、相手GKの好守もあり、なかなか勝ち越しゴールを奪えない。それでも82分、ボックス手前からアフェライの左足で放ったグラウンダーのシュートが、ゴール左隅に突き刺さり、オランダが試合をひっくり返した。

 試合の終盤を迎えても攻撃の手を緩めないオランダは、終了間際にファン・ペルシーがボックス内でアブドゥリンに倒されてPKを獲得。このPKをファン・ペルシー自らが決めて勝負あり。苦しみながらも逆転勝利を収めたオランダが、2戦目にして今予選の初勝利を手にした。

(記事/超ワールドサッカー)

【スコア】
オランダ代表 3-1 カザフスタン代表

【得点者】
0-1 17分 レナト・アブドゥリン(カザフスタン代表)
1-1 62分 クラース・ヤン・フンテラール(オランダ代表)
2-1 82分 イブラヒム・アフェライ(オランダ代表)
3-1 89分 ロビン・ファン・ペルシー(オランダ代表)

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