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アルカセル、代表2ゴール目も敗戦に「同じ過ちは繰り返さない」

2014.10.10

代表2得点目を決めたが、チームの敗戦を悔やむアルカセル [写真]=Getty Images Sport

 ユーロ2016予選グループC第2節が9日に行われ、スペイン代表はアウェーでスロヴァキア代表に1-2で敗れた。この試合で代表デビューから3試合で2ゴール目を決めた、バレンシア所属のFWパコ・アルカセルがインタビューに応えた。同日付のスペイン紙『マルカ』など各紙がコメントを伝えている。

 現在21歳のアルカセルは、昨シーズン途中にバレンシアのレギュラーを獲得し、今シーズンもリーグ戦7試合で4ゴールを上げ好調を維持している。そんなスペイン期待の若手選手だが、この日は得点するもチームを勝利に導けなかった。

 この試合、アルカセルは71分にMFダビド・シルバに代わり途中出場した。0-1の場面での出場に「チャンスがあれば決められるように努めている。今夜の試合でも(チャンスは)あったが、もっと改善していかなければならない。この結果はいくつかのミスによるものだ」と、さらに好機を活かしていかなければならないことを語っている。

 スペイン代表の支配率は73パーセントを記録し、ボールをキープする展開となったが「前半、相手は何もしていなかった。フリーキックの一発があっただけでね。そして後半は攻勢に出たけど、カウンターを食らって1-2にされてしまった。2点目を狙っていたけど、逆の立場になってしまった」と、狙い通りに進まなかった試合を振り返った。

 スペイン代表にとって2006年のスウェーデン戦以来の敗戦となったが、今後の予選についてアルカセルは「まだ多くの試合が残されていて、この敗戦を取り戻せる。同じ過ちは繰り返さないよ」と、10試合の予選のうち2試合を消化したに過ぎなく、残りの8試合での巻き返しを誓っている。

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