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フランスがスペインを撃破…レミーが決勝弾、ホームで完封勝利

レミーの得点を喜ぶフランスの選手たち [写真]=Getty Images

 国際親善試合のフランス代表vsスペイン代表が4日にスタッド・ドゥ・フランスで行われ、1-0でフランス代表が勝利を収めた。

 ブラジル・ワールドカップでチームをベスト8に導いたディディエ・デシャン監督の下、自国開催となるユーロ2016に向けて新たな歩みを進めるフランスは、ワールドカップ後初の代表戦の相手に、ユーロ2連覇中のスペインを指名した。ワールドカップからの継続路線を敷く指揮官は、新たなメンバーを招集せず、今回のスペイン戦に臨んだ。GKウーゴ・ロリス、ラファエル・ヴァランやポール・ポグバ、カリム・ベンゼマらお馴染みの選手が先発メンバーに名を連ねた。

 一方、国際主要大会4連覇を目指して臨んだブラジル・ワールドカップで、グループリーグ敗退という屈辱を味わったスペイン。サイクルの終焉を指摘される中で、ビセンテ・デル・ボスケ監督の続投を表明した。ただ、ワールドカップ後にダビド・ビジャやシャビ・エルナンデス、シャビ・アロンソといったベテランが揃って代表引退を発表したことで、今回の招集メンバーにはGKカシージャやミケル・サン・ホセ、ラウール・ガルシア、パコ・アルカセルら新顔が選出された。そのうち、サン・ホセとラウール・ガルシアが、セルヒオ・ラモス、ジエゴ・コスタらとともに先発出場を果たした。

 聖地サンドニで幕を開けた一戦は、アグレッシブな立ち上がりを見せたホームチームが主導権を握る。中盤を厚くした4-2-3-1の布陣を採用したフランスは、高い位置からプレスをかけてスペインのビルドアップを盛んにけん制。そこで奪ったボールをシンプルにカウンターへとつなげていく。

 9分には、味方のスルーパスに抜け出したベンゼマがボックス左からシュートを放ったが、GKダビド・デ・ヘアがセーブ。続く10分には、バイタルエリアでボールを収めたポグバが強引に反転して強烈なシュートを放つも、GKデ・ヘアの正面を突いた。一方、立ち上がりからビルドアップの場面で苦戦するスペインは、なかなか攻撃の形を作れない。それでも、25分過ぎにコケのFKからサン・ホセが最初の決定機を作り出すと、徐々に相手陣内でボールを保持できるようになった。

 前半終盤にかけて試合は拮抗した展開となる。この流れの中でセスク・ファブレガスやベンゼマに先制機が訪れるも、いずれのチャンスもゴールに結びつけることはできず、スコアレスで後半へと折り返した。

 迎えた後半も良い形で試合に入ったのはホームのフランス。49分、カウンターから右サイド深くに抜け出したムサ・シソコのグラウンダーの折り返しを、ニアに走り込んだベンゼマが見事なワンタッチでゴールに流し込む。しかし、副審はムサ・シソコがマイナスに入れたボールをベンゼマのオフサイドと勘違いし、このゴールを認めなかった。

 後半も劣勢が続くスペインは、59分にダビド・シルバ、67分にはペドロ・ロドリゲスとともに代表デビューのパコ・アルカセルを投入する。しかし、一向に流れを変えられず、70分過ぎに先制点を奪われてしまう。

 73分、左サイドでボールを持ったマテュー・ヴァルブエナがベンゼマにボールを預け、ボックス左に進入。そして、ベンゼマの縦パスをボックス内のムザ・シソコがヒールでヴァルブエナの足元に流すと、GKとDFを引き付けたヴァルブエナが中央のロイク・レミーへ丁寧なラストパス。これをレミーがダイレクトでゴール左隅に突き刺した。

 圧巻の崩しから奪った先制弾で勢い付くフランスは、その後も試合を完全にコントロール。ダビド・シルバの個人技から何度かピンチに陥ったものの、GKロリスを中心とした守備で最後までゴールを割らせなかった。

 試合は1-0で終了。ユーロ2連覇中のヨーロッパ王者を相手にスコア以上の内容で完勝したフランスは、7日に国際親善試合でセルビア代表戦と対戦。一方、良いところなく敗れたスペインは、8日にユーロ2016予選グループリーグ初戦でマケドニア代表と対戦する。

【スコア】
フランス代表 1-0 スペイン代表

【得点者】
1-0 73分 ロイク・レミー(フランス代表)

(記事/超ワールドサッカー)

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