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スペイン代表指揮官、ユーロ予選は「楽なグループではない」

2014.02.25

スペインを率いるデル・ボスケ監督 [写真]=FIFA via Getty Images

 23日、2016年にフランスで開催されるユーロの予選組み合わせ抽選会が行なわれ、史上初の3連覇および史上最多の4度目の優勝というダブルの勲章が懸かるスペイン代表は、ウクライナ代表、スロバキア代表、ベラルーシ代表、マケドニア代表、ルクセンブルク代表と同居するグループCに入った。

 UEFA(欧州サッカー連盟)ランキングに準じたシード分けにより、第1ポットに振り分けられていたスペイン代表は、第2ポットのクロアチア代表やベルギー代表、第3ポットのセルビア代表やトルコ代表といった難敵を避けることに成功し、幸運な抽選結果になったと見られている。

 だが、抽選後に行われた記者会見に応じたビセンテ・デル・ボスケ監督は、「相手は東欧のチームが多いので、寒さ対策が重要なファクターになるかも知れない」と言及したうえで、本大会に自動的に出場できるグループ2位以内は確実との楽観的な見方に釘を刺した。

「これは簡単なグループではない。我々は自分達のことを過信してはならない。UEFAのランキングから判断して、ウクライナが最も厳しい相手になるだろう。また、それ以外のライバルの多くは、若く成長著しいチームだ。彼らはまだ短い年数しか国際舞台では戦っておらず情報も少ないので、これから少しずつ研究していきたい」

 デル・ボスケ監督はさらに、ユーロ予選について考えるのは、2連覇が懸かる今年夏のブラジル・ワールドカップ後であることを強調した。

「現時点での我々の最初の挑戦はワールドカップだ。まずはブラジルでタイトルを守り、2年後にフランスで同様の事が達成できれば最高だ」

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