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監督解任直後のソシエダ、“土壇場弾”で3部クラブに辛勝…先発の久保建英は決定機演出も無得点

2025.12.17

エルデンセ戦に先発した久保建英(画像は11月撮影)[写真]=Getty Images

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)3回戦が16日に行われ、エルデンセ(3部)とレアル・ソシエダが対戦した。

 レウス(4部)との2回戦を2-0で制し、3回戦に駒を進めたレアル・ソシエダ。今月14日にセルヒオ・フランシスコ監督の解任を発表した同クラブは、Bチームを指揮するジョン・アンソテギ氏を暫定指揮官に据え、ベスト16入りをかけた一戦に臨む。エルデンセと激突するアウェイマッチに、日本代表MF久保建英は右ウイングとして先発した。

 試合は前半からレアル・ソシエダがゲームの主導権を握り、44分には久保が決定機を演出する。ポゼッションでエルデンセを押し込みつつ、敵陣右サイドでこぼれ球を拾った久保がドリブルを開始。2人のマーカーを引きつけながらボックス内に侵入し、左足のアウトサイドでマイナスに折り返す。ホン・アランブルがファーにラストパスを流すと、待ち受けるアルセン・ザハリャンがフィニッシュ。だが、フリーで合わせたシュートは枠を外れてしまう。

 そんななか、79分にレアル・ソシエダがスコアを動かす。ゴンサロ・ゲデスが左サイドから送ったクロスは一度カットされたものの、すぐさまジョン・カリカブルがボックス内にプレス。相手のパスミスを誘発し、インターセプトしたルカ・スチッチが右足でシュートを放つ。ニアを狙ったボールがゴールに吸い込まれ、レアル・ソシエダが先制した。

 しかし、直後の81分にエルデンセから同点弾を浴び、ゲームは振り出しに戻される。85分には久保が交代でピッチを退いた。それでも後半アディショナルタイム、レアル・ソシエダが勝ち越しに成功する。GKからのフィードを左サイドに張るセルヒオ・ゴメスが頭で繋ぎ、ボールを受けたゲデスがペナルティエリア正面までドリブル。縦に流したスルーパスへパブロ・マリンが抜け出すと、ダイレクトで合わせてゴールを奪った。

 結局、そのまま試合は2-1で終了し、レアル・ソシエダが勝利。監督解任直後の一戦で白星を収めた。コパ・デル・レイのラウンド16は、来年1月12日の週に開催予定となっている。

【スコア】
エルデンセ 1-2 レアル・ソシエダ

【得点者】
0-1 79分 ルカ・スチッチレアル・ソシエダ
1-1 81分 ナチョ・キンタナ(エルデンセ
1-2 90+6分 パブロ・マリンレアル・ソシエダ

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By サッカーキング編集部

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