“マドリード・ダービー”は両者痛み分け [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第8節が29日に行われ、アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードが対戦した。
今シーズン最初にしてラ・リーガ通算175回目の“マドリード・ダービー”が幕を開ける。ここまでのリーグ戦で4勝3分を記録し、勝ち点「15」の3位につけるアトレティコ・マドリード。いまだ開幕から無敗を維持する同クラブが、宿敵を本拠地『シビタス・メトロポリターノ』に迎え撃つ。対するは、ここまで5勝2分と同じく無敗をキープする2位レアル・マドリード。昨季のラ・リーガ王者は公式戦5連勝で今節を迎えたものの、直近5試合連続得点中のキリアン・エンバペが負傷でメンバー外に。今夏に加わった新エースを欠いて首都決戦に臨む。
最初の決定機はアトレティコ・マドリードに訪れる。9分に味方のロングパスへと抜け出したアレクサンダー・セルロートが左サイド深くでボールをキープ。フリアン・アルバレスに繋ぐと、巧みなドリブルでゴールライン際を突破する。エリア内に侵入して放ったシュートはGKティボー・クルトワがセーブ。レアル・マドリードの守護神がピンチを凌いだ。
レアル・マドリードも、17分にポゼッションで相手を押し込み左から右に展開。ルカ・モドリッチが斜めにパスを入れ、ボックス外からフェデリコ・バルベルデが右足を振り抜く。だが、GKヤン・オブラクが枠を捉えた一撃をストップ。両守護神がゲームを引き締める。
以降は互いにチャンスを作れないこう着状態が続くが、ダービーらしく激しいデュエルが各所で連発する。前半終了時点で放ったシュート数は、アトレティコ・マドリードが4本でレアル・マドリードが5本。コーナーキックは両者合わせて1本と緊張感のある前半となった。
51分にはレアル・マドリードがチャンスを作り出す。右サイドでコーナーキックを獲得し、モドリッチがショートパスを選択。バルベルデから折り返しを受けると、ペナルティエリア手前でフリーとなっていたロドリゴに繋ぐ。デザインしたセットプレーからダイレクトでゴールを狙ったものの、狙いすましたシュートは枠を捉えきれない。
そんななか、64分にレアル・マドリードがスコアを動かす。敵陣中央でフリーキックを得ると、モドリッチが意表をついて左サイドに展開。ヴィニシウス・ジュニオールがロドリゴ・デ・パウルとの1対1を制して縦に突破する。左足で送ったクロスは大外にポジションをとったエデル・ミリトンのもとへ。トラップから放ったハーフボレーがマルコス・ジョレンテに当てってネットを揺らし、アウェイチームが均衡を破った。
すると、直後に一部のアトレティコ・マドリードサポーターが、GKクルトワに向けてライターなどを投げ込む。ディエゴ・シメオネ監督やヒメネスらが説得に向かうが、続行が危険と判断した主審は選手の引き上げを指示。68分でゲームは一時中断された。
約20分間の中断を経て試合は再開。72分にクルトワが前線へとフィードを蹴り入れ、競り合いのセカンドボールをモドリッチが回収する。バルベルデを経由してヴィニシウスにパスが渡ると、体を入れ替えながらマーカーを突破。ドリブルで運びながら左足で強烈なシュートを放つ。しかし、これはGKオブラクに防がれた。
89分には、途中投入されたエンドリッキが低弾道のミドルシュートでゴールを脅かす。90+1分にはアトレティコ・マドリードがフリーキックを獲得。キッカーを務めたグリーズマンが直接狙うが、わずかに枠を外れた。
このまま終了かと思われた90+5分、アトレティコ・マドリードが意地を見せる。バルベルデのプレッシャーが遅れた隙を逃さず、ハビ・ガランが左サイドでドリブルを開始。最終ラインの背後にスルーパスを出すと、アンヘル・コレアが抜け出してネットを揺らす。一度はオフサイドと判断されたものの、VARの介入によってゴールが認められる。結局、試合は1-1で終了し、両者痛み分けとなった。次節、アトレティコ・マドリードはチャンピオンズリーグ(CL)を挟み、来月6日にアウェイでレアル・ソシエダと対戦。レアル・マドリードもCLを挟み、来月5日にホームでビジャレアルと対戦する。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 1-1 レアル・マドリード
【得点者】
0-1 64分 エデル・ミリトン(レアル・マドリード)
1-1 90+5分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリード)
【スターティングメンバー】
レアル・マドリード(4-4-2)
GK:ティボー・クルトワ
DF:ダニエル・カルバハル、アントニオ・リュディガー、エデル・ミリトン、フェルラン・メンディ
MF:フェデリコ・バルベルデ、ルカ・モドリッチ(86分 ルーカス・バスケス)、オーレリアン・チュアメニ、ジュード・ベリンガム
FW:ロドリゴ(90分 フラン・ガルシア)、ヴィニシウス・ジュニオール(86分 エンドリッキ)
アトレティコ・マドリード(4-4-2)
GK:ヤン・オブラク
DF:ナウエル・モリーナ(HT コケ)、イロビン・ル・ノルマン、ホセ・マリア・ヒメネス、ヘイニウド・マンダーヴァ(75分 ハビ・ガラン)
MF:ロドリゴ・デ・パウル、マルコス・ジョレンテ、コナー・ギャラガー(71分 アンヘル・コレア)、フリアン・アルバレス(75分 ロドリゴ・リケルメ)
FW:アントワーヌ・グリーズマン、アレクサンダー・セルロート(56分 サムエウ・リーノ)
【PR】「U-NEXTサッカーパック」で
ラ・リーガ1部全試合を配信
「U-NEXTサッカーパック」は、U-NEXTが提供するサッカーコンテンツに特化したプラン(月額2,600円・税込)。
「ラ・リーガ1部」を全試合配信するほか、「コパ・デル・レイ」「プレミアリーグ」なども視聴可能だ。
「サッカーパック」単体契約も可能だが、通常の「月額プラン(月額2,189円税込)」の無料トライアル登録&「サッカーパック」契約がとってもおトク。
専用ページから無料トライアルに登録すると、サッカーパックの支払いに利用できる1,200ポイント(1,200円相当)が付与されるため、初月はなんと1,400円(税込)で「サッカーパック」と「月額プラン」をダブルで楽しめる! 月額プランに加入すれば映画・アニメ・ドラマ等が見放題。サッカーもエンタメも楽しみたい方にオススメだ。
- ① 「U-NEXTサッカーパック」はラ・リーガ1部、プレミアリーグを全試合配信!
- ② コパ・デル・レイ、FAカップなども独占配信決定!
- ③ 無料トライアル登録&サッカーパック契約で、初月は1,400円!
【PR】ラ・リーガを楽しむなら
「ABEMA de DAZN」!
「ABEMA de DAZN」は、ABEMAでDAZNスタンダードのコンテンツ(※)が視聴できるプラン。 ラ・リーガはもちろん、セリエAやJリーグなどすべてのDAZNスタンダードコンテンツがABEMAで楽しめる。
月額プランは4,200円(税込)、年間プランなら32,000円(税込)で月あたり2,667円(税込)とお得! アニメ・映画・バラエティーなど、ABEMA無料コンテンツも堪能できるのでお見逃しなく。
※プロ野球、DAZN LINEAR、追加有料コンテンツ(ペイ・パー・ビュー)は対象外。
- ① 「ABEMA de DAZN」の年間プランなら月あたり2,667円(税込)でお得!
- ② ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アン、Jリーグなどコンテンツが盛りだくさん!
- ③ コメントしながらのライブ観戦、追っかけ再生、見逃し配信など楽しみ方も充実!
【PR】「DAZN」でお得に
ラ・リーガを堪能しよう!
「DAZN」とは、スポーツファンが好きなスポーツをいつでもどこでも楽しめるスポーツチャンネル。「DAZNスタンダード」ならラ・リーガをはじめ、セリエA、Jリーグ、WEリーグ、国際大会に加えてプロ野球、バスケ、F1、テニス、ゴルフなど幅広いスポーツコンテンツを堪能できる。
支払方法は、①月間プラン:月額4,200円・税込、②年間プラン(一括払い):32,000円・税込(月換算約2,667円・税込)、③年間プラン(月々払い):月額3,200円・税込の3プラン。ご自身の楽しみ方に合わせてチョイスしよう!
- ① ラ・リーガ、セリエAをはじめ様々なスポーツコンテンツが見放題!
- ② 見逃し配信やハイライトはもちろん、オリジナルコンテンツも充実
- ③ 年間プラン一括払いなら、実質1カ月2,700円以下で視聴できる!
【PR】「DMM×DAZNホーダイ」で
ラ・リーガを堪能しよう!
「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZNスタンダードをセットで利用できるプラン。単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZNスタンダード月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です!
- ① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
- ② ラ・リーガをはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題で楽しめる!
- ③ 新規入会月から3カ月間、「DMMポイント」が毎月550ポイントもらえる!
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト