バルセロナへの移籍が近づくロメウ [写真]=Getty Images
バルセロナが、ジローナに所属するスペイン人MFオリオール・ロメウの獲得に近づいているようだ。14日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
今夏に、長年に渡って“ティキ・タカ”の舵取り役を担っていた元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが退団したバルセロナ。この移籍市場でブスケツの後継者を探す同クラブは、レアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディやバイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒらをダーゲットとしているものの、財政難の影響もあって実現は困難とも伝えられている。
そんななか、かねてから獲得候補に浮上しているのがジローナに所属する31歳のロメウだ。バルセロナのカンテラで育成年代を過ごし、かつてはチェルシーやサウサンプトンなどでプレー。現在はジローナの主力として活躍を続けている。
今回の報道によると、バルセロナはロメウの獲得に大きく近づいている模様で、両者の合意は目前に迫っているようだ。また、移籍金は500万ユーロ(約7億8000万円)から600万ユーロ(約9億円)になると見られており、7月19日からアメリカでのプレシーズンツアーを予定しているバルセロナはそれまでに同選手をチームに加えることを目指しているとのこと。さらに、バルセロナはジローナに対してU-21スペイン代表MFニコ・ゴンサレスやU-19同国代表MFパブロ・トーレをレンタル移籍で差し出す可能性もあるようだ。
果たして、バルセロナは無事交渉を成立させることができるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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