移籍が噂されるも…ハフィーニャがバルサ残留を熱望「ここで続ける。来季も、その次も」

　バルセロナに所属するブラジル代表FWハフィーニャが、自身の去就について語った。16日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

　現在26歳のハフィーニャは2020年から約2年間に渡って在籍したリーズで頭角を表すと、昨年夏に完全移籍でバルセロナに加入し2027年夏までの契約を締結した。迎えた今シーズンは序盤戦こそ新天地への適応に苦戦したものの、徐々に本領を発揮し、ここまで公式戦50試合に出場し、10ゴール12アシストを記録する活躍を見せた。

　しかし、深刻な財政難に陥っているバルセロナは、資金調整のため、今夏の移籍市場で複数人の放出を検討していると伝えられており、同選手に対して好条件のオファーが提示された場合は、バルセロナが資金繰りのために放出に応じる可能性もあると報じられている。また、同選手には、チェルシーやニューカッスルなど複数のクラブが獲得に興味を示しているとも噂されており、去就には注目が集まっている。

　そんななか、ハフィーニャはスペインメディア『Club del deportista』のインタビューで、自身の去就について言及し、「もちろん、僕はバルセロナでプレーし続けるつもりだよ。来シーズンも、その次も、そのまた次もね。僕には複数年の契約が残っているし、その年数だけでなく、もっと長くここにいられることを願っている」と残留の意志を示した。

　さらに、「チャンピオンズリーグのタイトル獲得は、来季の目標だ。バルセロナに来た選手は、自分が争うすべての大会で優勝することを望まなければならない」と続け、来シーズンの戦いに向けて意気込んだ。