FOLLOW US

王国の“新たな神童”の欧州上陸はまもなくか? 指揮官、バルサからの関心に「引きとめることはできない」

2023.06.16

バルセロナが関心を寄せる王国の“新たな神童” [写真]=Getty Images

 アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)を率いるルイス・フェリペ・スコラーリ監督が、同クラブに所属するブラジル代表FWヴィトール・ロッキの去就について語った。15日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 2005年2月28日生まれのロッキは現在18歳。母国の“名門”クルゼイロの下部組織出身で、2021年に16歳の若さでトップチームデビューを果たした。2022年4月からはアトレチコ・パラナエンセに活躍の場を移すと、今シーズンは公式戦25試合に出場し10得点5アシストを記録。今年3月にはフル代表デビューも飾るなど、サッカー王国の“新たな神童”として注目を浴びている。

 そんなロッキに対しては、バルセロナやアーセナルが関心を寄せていることが報じられていた。とりわけ、バルセロナを率いるシャビ監督は「ヴィトール・ロッキの状況は常に注視している。獲得へ進むかは財政状況次第だ」と語るなど、クラブが獲得を検討していることを認めている。

 バルセロナからの関心が公然となった今、多くの熱い眼差しがロッキに注がれている。『マルカ』によると、バルセロナは同選手獲得に向けて交渉中とのこと。現段階では今夏に契約締結に至った場合、そのまま加入するのか、ブラジルリーグのシーズンが終了する冬に加入するのかははっきりしていないというが、アトレチコ・パラナエンセのスコラーリ監督は「ヴィトール・ロッキを引きとめることはできない。それどころか、今年の終わりまで彼がいるかどうかすら誰にもわからない」と強調。続けて「彼にとっても、アトレチコにとってもそれが最もベストだと思う。もし、彼を売らなければならないのなら、私はそれに沿うべきだと考えている」と見解を示した。

 サッカー王国の新たな“神童”の欧州上陸は、すぐそこまで迫っているようだ。

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

SOCCERKING VIDEO